携帯の端末補助禁止なら過剰規制 料金めぐり、大手2社表明
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注目のコメント
本質は3社寡占による消費者に対する不当な不利益の有無。
が、何が不当か不当じゃないかは談合、カルテルの物証でもない限り、乱暴に言って時の世論とそれによる国の匙加減次第、どの国でも大なり小なり同じAT&Tも何十年も反カルテル訴訟やっている。
本件各論でいえば、各国でそうであるように通信事業者が端末代金補助をしなくなればノンバンクが割賦を付けるだけの話で、やや些末な議論だろうと思います。端末補助禁止なら過剰規制…になるのかどうかはさておいて、菅のおっさんが無意味な根拠をもとに「料金高すぎ」と言うのがおかしい。諸外国とフラットな条件で算出して高いよというなら理解しますが。
で、もし仮に端末補助禁止となるとどうなるんでしょ。
まずiPhoneやハイエンドAndroidが売れなくなりますわな。ミドルレンジに強いHuaweiの存在感がさらに増してきますね。Xiaomiも来るかな?
あと既存の代理店販売のビジネスモデルが崩壊しそう。
キャリアが端末仕入れて値引きして販売って線はないと思います。それがイヤで割賦販売を導入した経緯があるので。
この前もこの手の話題でコメントしたんですが、究極の分離プランである「SIMのみ契約+端末自己調達」が既に可能なのに、総務省は何を今さら言ってんだって話です。キャリアに規制をかけるのではなくて、SIMのみ契約して端末は自分で買いなさいって啓蒙すりゃいいんですよ。そうすりゃ変に規制かけようとしてキャリアがギャーギャー文句言ったりしないし、消費者もその手があったかと気づく人が増えるでしょう。それでもキャリアから端末も一緒に買いたいって人はどうぞ搾取され続けていただいて。これでみんなハッピーじゃないですか。
【追記】
ああ、そうか。キャリアに圧をかけて料金下げさせれば、消費税アップによる不満のガス抜きが出来るって魂胆か。そんなんに騙されねーぞ。誰のための議論なのか、外からだと少々見えにくくなってきた印象ですね。。
消費者からすると、端末+通信通話料のトータルコストに関心があるわけですが。端末はいくらでもよいから通信通話料を下げよ、内部補助も禁ずる、となると、果たして総額はどっちに転ぶのか…
通信料からの内部補助が許されないとすると、端末を一括で仕入れて値引きする?(両者をどう区別するのか…)
そういう勝負になるとフルラインナップの戦略は難しくなって、端末の絞り込み、淘汰が更に進むのかもしれません。てか、もはやキャリアが端末を扱わなくなって、家電量販店とかが直販するんですかね。
…これを言い出すと、インターネットプロバイダ契約してくれたらテレビ安くしますとか、その類も通信料からの内部補助には変わりない(少なくともそう見える)からアウト??と、ちょっと混乱してきました。。