日本史は「大陸vs海」で読むと最高に面白い
コメント
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すごく勉強になった!
《シーパワー》
・周りを海に囲まれて貿易を中心に発展してきた。グローバリズム
アメリカ
イギリス
シンガポール
オーストラリア 等
《ランドパワー》
・ユーラシア大陸で常に隣国との緊張を持っている。ナショナリズム
中国
ロシア
ドイツ
フランス 等
なるほどねぇ。
注目のコメント
日本史を考えるにしても、例えば中華思想・冊封体制(中国を中心とする秩序)、アフリカにおける英仏の植民地化競争とロシアの極東進出を受けての日英同盟妥結(当時、イギリスは光栄ある孤立をうたって他国と同盟関係を結んでいなかったにも関わらず、これを転換し日本と関係を結んだ)、日露戦争の講和が米国ポーツマスだった(米国の外交戦略に回収された部分もあった)など、世界潮流の中での日本がどうあったかを考えることこそ求められるのだと思います。
日本が米国と中国の間に位置している島国であるということの地政学的意味合いを歴史から考えると、逆説的ですが昨今のIT化等の意味合いも様々な視座で考えることができてきます。覇権争いの舞台がバーチャルになり国境や言語を超えて即時でなされる時代だからこそ。本記事では、日本における海VS大陸の記述が少なくがっかりしたので、自分なりの日本史観をば。
・司馬史観
日本史を学ぶ、楽しむ過程で必ず登場するのが司馬史観。
→司馬遼太郎が描いた幕末、明治初期の時代そのものや、坂本龍馬・徳川慶喜・勝海舟などの人物像を含めた観点。
これらはあくまで司馬遼太郎が主観的に描いた小説でありながら、坂本龍馬を英雄化することにもつながってしまった。
事実:実際の坂本龍馬の倒幕における働き
真実:司馬遼太郎の描く坂本龍馬
とは異なるが、その影響たるや、、
※個人的には「竜馬がゆく」は大好きです。
・地方自治
日本は地方自治の文化が根強い。
大和朝廷、藤原家、鎌倉武家政権、戦国を経て江戸時代。
政治的リーダーは変われど、どの時代も比較的ゆるやかな地方自治が行われてきた。
結果、各地域ごとの言語・文化・経済・作物・風習が培われた。
※そのおかげで、関西は味が薄いと関東人は感じたり、北海道ラーメンや博多ラーメンを楽しめる。
・戦後日本
アメリカの、アメリカによる、アメリカのための、日本統治。
これが戦後日本の実態である。
GHQ、G2がいかに強権をふるったか。
属国としてスタートした歴史を学ぶことが、現在の日米関係にも大きく表れている。
(Noと言えない日本人ではなく、アメリカにはNoと言ってはいけない。)