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イノベーションも社内の反発を防ぎ、政治的対立を上手くマネッジすることが重要で、その方法論がブルーオーシャンシフトの骨子の1つとなっています。全三回、お楽しみください( 金泉さん、わたし暫く、善玉転向します)
社会貢献的要素の強い新規事業が難しい理由として黒字化が難しいということがありますが、他の理由の一つに、”成功すると悪者扱いされるから”だと聞きました。「聞こえの良いことやってて、結局自分ばっか儲かってるじゃん」と思われ、疎まれるという構図です。ここに、破壊的要素と非破壊的要素を同時に仕込めれば、そう思われずに、良い新規事業を提案できたのかもしれません。この考え方を次世代イノベーターに広げたいですね。
「組織を動かすには高齢の上級管理職を動かす必要がありますが、日系企業の役員層はみな高齢です。
そのような中で意思疎通するには、高度なコミュニケーションが求められます。」
それと念のため、軽いおさらいとして…
blue ocean strategy
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Blue_Ocean_Strategy
ブルーオーシャン戦略
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E6%88%A6%E7%95%A5
ミレニアル世代と「破壊」はなじまないというのは納得。そもそも分母にあたる人口やマーケットボリュームがほっとくと目減りしていくことが目に見えている日本において、なにかよそを破壊してぶんどってくるみたいな発想そのものがサステナブルじゃないと直感的に分かる世代なのだと思います。3.11を多感な時期に経験し、モノゴトが本質的に社会に存続し価値を生み出していけるシステムをどう創造していくか。競合ありき・破壊ありきじゃない論理をつくっていきたいところ。
「ここほれワンワン」じゃ大組織では物事進められないが、ベンチャーならいけるだろうし。かつての糸井重里氏の徳川埋蔵金のようなアプローチをほぼ日経営でもやられたら社員や株主はたまらんし。結局イノベーションの話なのよね。
そんな思いに通じるものがあると思い、さっそく本を買いました。
「誰かが勝つと誰かが負ける「ゼロサムゲーム」ではなく、そこに関わる全員が勝利できる可能性がある「非ゼロサムゲーム」を実現したいのです。」