東京も地方も「24時間型社会」はやめるべきだ
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うーん、人手不足で24時間型社会が維持できなくなる、なら本文の趣旨と一致するのですが、やめるべきだ、となるとどこにも説明がないのがなんとも。
せめて、24時間型社会と出生率の有為な相関関係のデータでもあればまだわかるのですけど。
ただ何れにせよ高齢者が社会の多数を占めつつある日本において、人手があろうがなかろうが、24時間型社会は維持不能となるのは避けられないかもしれません。
そうなると、夜の消費活動は大幅に減少するわけで、夜の産業の業態転換を考えなければ、更なる経済の縮小はさけられないというのも事実でしょうね。平日の昼間に閑散としているお店とかを見ていると、その時間にオープンしている意味を考えたくなります。
消費者が必要な時間にあいている、そういう方が時代に合っている気がしますね。銀行とか病院とか。特に病院なんて平日休みにして土日やってくれたり、夕方から夜遅くまでやってくれたらどれだけ助かるか。
そういった観点で24時間型社会はあるべき姿だと思います。主張そのものは置いておいて、人間の体は昼に活動することをデフォルトとしているので、やはりそれに逆行する生活は健康に良いとは言えないでしょうね。
例えば交替制勤務についてですが、日本で交替制勤務に従事している人の割合は10%程度。
交代制勤務は最も多くの人が曝露している有害業務と捉えることもでき、実際、看護師やCAなどの不妊や乳がんなどの問題は数十年前から指摘されています(外国では交代制勤務によって健康を害したとして、数例ではありますが労災が認められているケースも存在します)。
ただ、かといって交替制勤務を完全になくすことは現実には困難ですし、結局のところ、健康と深夜手当などを天秤にかけていくのが現状できることなのでしょうね。
下記、交替制勤務と健康について研究されていた知り合いの先生の資料になります。
http://chronobiology.jp/journal/JSC2013-1-011.pdf