教員採用試験倍率 小学校1・2倍 19年度新潟県 全国で最低
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超大事なニュースです。今の教育業界の状況を象徴する数字。
企業で採用に関わったことのある方は競争倍率1.2倍というのがどれほどやばい数字か一瞬でわかると思います。小学校の先生のなり手がいないのです。
これまでの教育がやばいのではなくて、これからの教育がやばいという話です。人材確保に相当なテコ入れをするか、統廃合を進める、EdTechを導入して効果的かつ効率的な授業を行うなどしないと、そもそも学校が回りません。本当にどうするつもりなんだろうか。本当に頭が痛いです。「教員は多忙」このイメージだけではなく、働き方改革が進んでいない印象が強いことも理由では。教員免許を取得していても教員にならない人も多いです。先日、弊院に教職課程を受講しているという学生が20名ほどいらっしゃいました。その際、「この中で先生になりたいと考えている人?」と質問して手を挙げてもらったところ、ゼロ。理由を聞けば、「忙しそうで閉鎖的に見えるから」と。
文科省の調査によれば※、教員1日あたりの学内勤務時間は小学校教諭が10時間32分、中学校教諭が11時間。
中学校の方が長いのですが、部活の切り離しなどが始まっているため今後は軽減される可能性があります。
一方で、小学校の教員は、通常の業務に加えて2020年からの各種必修化に備えるなど負担は増えるばかり。
リクルート次世代教育研究院では、学校における働き方改革について調査を開始しています。近々進捗のご報告が出来るかと思います。
※https://resemom.jp/article/2017/07/24/39398.html