【独自】LVMH参戦で始まる、メガネ版「ユニクロvsZARA」戦争
コメント
注目のコメント
コメントに頂いた疑問を勝手に拾って回答してみます。
>田中さんの株は全株売却するのでしょうか。
A.全株売却はしません。業績コミットする以上は、最大限自由に経営させてもらいたい→拒否権は持っていないと無理→個人の筆頭株主としてOWNDAYSの時価総額が上がった場合のリターンはもちろん狙っている
> 所有と経営の分離といっても田中さんのようなパワーのある破天荒な社長とマジョリティ株主がうまく折り合いを付けていくのは意外と容易ではないと思います。
A.そこはトレードオフですね。プライベートカンパニーだと資金調達にさまざまな制約が付きやすいけど、ガバナンスがしっかりと効いてれば未上場でも数百億単位の勝負を仕掛けられるようになりますから。
>JINSがユニクロではなく、ZARAになってたら、オンデーズは日本でどうなってたんだろう。田中さんがユニクロを狙うとは思えないんだよな。
A.金子眼鏡さんのような路線に行ったんじゃないすかね
>福岡の出店の話は、博多地下街ではなく、天神地下街のことですかね?
A.そうです。
>インタビュー後半で語られていた『5年間は全力でメガネを頑張る。その先は未定』という発言が、オンデーズ社員にはどう映ったのかは気になりましたが。ちょっと正直すぎるような。。笑
A.前々から「社長辞めれるようにしたい」と社内では言い続けてるんで社員的には「またか笑」って感じだと思います。詳しくはブログに書いてます→ https://ameblo.jp/shuji7777/entry-12157558551.html
>主導権はオーナーサイドにあるのでどれだけ経営者として主張しても退けられる可能性は高い。
特にアメリカの投資会社は非常にシビアに評価するので、ある意味破天荒社長と合うかどうかは見ものです。
A.本件は再生案件ではないので、事業の主導権や経営に関するジャッジの最終責任は全て僕が持ちます。買収とはいえ約49%は僕と海山、藤田で持ちますので拒否権もありますし。ただ経営者として非常にシビアに評価されるのは勿論承知の上で、自分たちを鍛える意味でも望むところだと思っています。”『破天荒フェニックス』が売れて露出が増えたからトントン拍子に出資が決まった?”みたいな声もありましたが、1年半以上かけて実現したディールです。
その期間の田中の心情変化や葛藤は相当なものがあり、必ずしも安産ではなかったのです。。今回の案件は、LVMHグループによるOWNDAYSの事実上の買収です。LVMHはここ数年、系列の投資会社を介して、ファストファッションに積極的に出資しています。
「ブランドビジネス」を標榜するLVMHグループがファストファッションに出資し始めたことは、ブランドにおいて、価格帯よりもコンセプトこそが重要になっていることの証明な気がします。
人々の好みが多様化し、自己の表現方法や承認欲求の満たし方が増えた今、「ブランド」を再定義する必要があるのかもしれません。