フォックスコン、米の新工場で人材難 中国からの呼び寄せ検討 報道
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注目のコメント
人数がわからないが、班長クラスを呼ぶのは当たり前であり、何がニュースとWSJは思ったのだろう。
https://www.wsj.com/articles/foxconn-considers-bringing-chinese-personnel-to-wisconsin-as-u-s-labor-market-tightens-1541505600計画が一体どこまで縮小するか。
文脈として、こちらは完全に政治案件。ウィスコンシン州はスウィングステートという民主党・共和党が拮抗している州。だから支持が欲しいし、工場建設の話が出ている(①)。
そして大規模な工場を作るには、部品メーカーや物流も必要だし、それら企業で働く労働者も必要。人件費を吸収するためには、本来的には開発などもやっていくほうがよいが、技術者を確保するのはもっと大変(②の当初報道でコメントした点)。
リアリティ、どれくらいの規模でいつできるのだろう…
①https://newspicks.com/news/2511246
②https://newspicks.com/news/2383973既に中国国内のfoxconnでも(foxconn以外のemsでも)apple向けには熟練工員を割り当てています。ということは、他の顧客の製品はイマイチな工員が割り当てられておるわけで、離職率が高いems業界では実は熟練工員の取り合いになっています。
これまで、無限にも思えるほどのワーカー数に支えられて中国emsはこの世の春を謳歌していましたが、ここにきて人材の底が見えてきたのかもしれません。
こうなることを予期してsharpを買ったりしてたのだと思いますが、日本企業の持つ人材育成ノウハウを上手く取り込めるかが今後のems業界の明暗を分けるか。はたまたラストフロンティアたるインドに移るか。