天気に合わせて自動配信「気象ターゲティング広告」が実現
コメント
選択しているユーザー
天候に左右され「お天気商売」と言われる遊園地などのレジャー施設でも、意思決定期間が数日の、都市部の施設には良いかもしれません。
郊外の宿泊を伴う施設はリードタイムが長いので、天気予報もあてにならず使えませんが。
注目のコメント
今までもこうした視点はあったものと思います。例えば、台風の接近が予報されているときに防災グッズを店頭に並べておく、などというようなお店づくりはどこでもあるものと思います。しかし、天気予報に合わせて臨機応変に広告を打つ、という点が新しいところで、すなわち予報によってどのように広告を切り替えるかのパターンをきっちりと揃えておく必要がありますから、その部分で広告主にとってどこまで使いやすいものになるかというところがポイントになりそうです(気温と特定の商品の売上の関係など、データを集めやすく効果測定もしやすくしてあげる必要があります)。
ところで気象屋さんがこういう話を聞くと、大抵は1kmごとの細かい予報を正確に出さなければ!と意気込んで細かな技術の追求にいそしむ傾向があります。
細かい予報、当たる予報も重要ではありますが、気象はすでに今までの観測データという膨大なデータがありますから、まずはそれを商品の売り上げデータなどと突き合わせて天気に対する傾向を分析する、というようなデータサイエンティストのような仕事が必要だということがもう少し浸透すると良いなと感じています。AIにそれをやらせようという向きもありますが、どうも現時点ではそれは難しいようです。欲しい物がない時代になると、季節気温変動等による、内的動機ではなく外的環境による需要喚起のウェイトが増してきて、どの小売にとっても、気温等の変化に合わせたリアルタイムに広告を打つニーズは高まるばかりだろう。実際他媒体でもこのような商品は増えている。また、サービス業においては、殆どの経費は固定費なので、稼働増による売上増=利益増であり、雨など天候による低稼働見込み時の時限割引告知広告のニーズは高いだろう。それが自動化すれば、ダイナミックプライシング+広告自出稿になる。
面白いですね。
どこかの気象会社が仕掛けたのかな?とか、そんなことばかり気になってしまいます。
気象は色々な分野に応用できる筈なので、自分もそういった新しいことに関わっていけたらいいなぁ。