気がつけばみんな「ユニクロ」を着ている 平成に起きたアパレル革命
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一昨日までパリに、今はサンフランシスコに移動してきましたが、どこに行ってもユニクロの看板が目に入ります。パリ在住のフランス人友人曰く、「ユニクロという店が日本から来たと聞いて、斬新なデザインを期待してたけどそうではなかった。けれど、"普通”のデザインで質が良いものはなかったので重宝してる。」とのこと。
"普通"のデザインかもしれませんが、使い方は人それぞれ。そこに人のセンスが出るのも面白いと思います。少なくない人が「ダサいと思われなければいい」程度の感覚で服を購入しているのではないかと思います。価格帯も手が出しやすい(複数買いが可能で着合わせのバリエーションを増やせる)し、全体的にシックなので色合いさえ間違えなければいい雰囲気になる。背伸びしてバーバリーブラックレーベルを着ていた大学生の大半がユニクロにシフトしていく印象です。
にしても、ウルトラライトダウンは本当にすごい。あとモコモコスウェットは寝間着に最高なのでぜひ。レベルの高いユニクロ論は詳しい方にお任せするとして、昔の思い出。中学生のころ、つまり28年ぐらい前ですが、地元の栃木県足利市の第二中学校(通称、二中。にちゅうの人、NewsPicks使ってますかw)では、ユニクロの服を着ていると冷やかされる現象がありました。
タグをめくられるとバレるので、家で切ってきてから着ている同級生もいました。が、タグが着られているとユニクロ疑い濃厚なので防止効果はありませんでした。親にユニクロで買ってくるのはやめて、とお願いしている子もいた程です。
今はユニバレという言葉がありますが、当時はユニバレという言葉はなく。まだ全国的に知られていないときですが、なぜか地元には結構大きな店舗がありました。
大学で東京に出たころも、都心にはユニクロは少なく(ほとんどなかった?)、都会出身の同級生でもあまり知らず、「田舎の人は知らない服買うんだ」的な反応。
埼玉大学の裏にあった栃木県出身者向けの栃木県浦和学生寮の寮生の間でも、近所のロヂャースで買った服(ロヂャ服と呼ばれていた)よりはベターぐらいの認識でした。
隔世の感があります。今や世界の主要都市あちこちで見かける存在に。純粋にすごいと思います。
ちなみにロヂャースはボーリング場跡地を使っていたので、そこかしこにボーリング場らしさが残っていました。