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作家:「僕は実は大学に…」村上春樹さん冒頭あいさつ

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  • 名古屋商科大学ビジネススクール、大学院大学 至善館 教授(Professor)

    よき過去の大学の話。
    横にいた総長と次期総長は、苦笑していたであろう。

    「当時の早稲田の話をしますけど、安堂信也さんという有名な先生がいまして、僕は(17世紀フランスの劇作家の)ラシーヌの講義を取っていたんです。でも、僕はもう忙しかったんでほとんど授業に出なくって、その単位がもらえないと卒業できなかったんですよね。

     こうこうこういう理由でもう結婚してて、店もやってて、「とても授業に出られないです」とお願いしたら、先生は「一度きみの店に行ってみようか」と言って、実際に国分寺までわざわざ店に来てくださったんですよ。で、見て、「きみも大変だなあ」と言って単位もらいました。

     でも、今だから正直言いますけど、ラシーヌなんて一度も読んだこと無かったんです(笑)。テストも全然準備などせずにいって、答案用紙裏表にびっしり自分の書きたいことを書いていた。書いたら、面白いって言って、けっこう点くれましたから。

     卒論も1週間で原稿100枚書いたんです。適当なことをでっちあげで書いたんです。で、出したら担当教授が映画の先生で、Aプラスくれたんですよね。「きみは物を書く道に進んだほうがいい」とアドバイスしてくれて、「またこの先生ぼけたこと言ってんなあ」と思ってたんだけど。でも、当たってたみたいで、今となっては感謝しています。」


  • 弁護士

    「欲を言えば、僕の集めたレコードとか書籍なんかをストックした書斎みたいな機能を持つスペースを設けることができたらいいなと思います。そこでレコードコンサートでも開ければいいなと思います。僕もそういうことには積極的に関わっていきたいと思っています。」

    日本ではサイン会も朗読会も殆どやらない村上さんが「積極的に関わっていきたい」とまでおっしゃるのに少々驚きました。きっとサリンジャーのように(とまでは言いすぎですが)ひっそりとものを書き続けるのかなと思っていたので。もちろん、ファンとしては嬉しい限りですが。


  • 笑った。たぶん今はこういう早稲田はもう無いんだろうな。
    ーーーー
    ちょっと当時の早稲田の話をしますけど、安堂信也さんという有名な先生がいまして、僕は(17世紀フランスの劇作家の)ラシーヌの講義を取っていたんです。でも、僕はもう忙しかったんでほとんど授業に出なくって、その単位がもらえないと卒業できなかったんですよね。

     こうこうこういう理由でもう結婚してて、店もやってて、「とても授業に出られないです」とお願いしたら、先生は「一度きみの店に行ってみようか」と言って、実際に国分寺までわざわざ店に来てくださったんですよ。で、見て、「きみも大変だなあ」と言って単位もらいました。

     でも、今だから正直言いますけど、ラシーヌなんて一度も読んだこと無かったんです(笑)。テストも全然準備などせずにいって、答案用紙裏表にびっしり自分の書きたいことを書いていた。書いたら、面白いって言って、けっこう点くれましたから。

    [追記]
    「レコードコンサート」は、多分多少のこだわりを持って音源を収集した人にとって共通のボンクラドリームなのでしょうね。根源的には、自分のベストトラックを編集して吹き込んだカセットテープを彼女に進呈してしまう青臭さと同じ畑から生えている気がします。
    村上春樹にしてそのドリームから切り離されているわけではないのだ、というのはボンクラオヤジにとっては朗報の一つなのかもしれません。


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