2022年、我々はどんな自由と幸福を手にしているか
コメント
注目のコメント
講談社の企画で、日本SF作家大賞受賞のベストセラー作家、現在は日本SF作家クラブ会長でもある藤井太洋先生と対談しました。
藤井先生はエンジニアご出身でテクノロジーの細部に至るまでこだわったストーリーを創造、SF作家としてグローバルにもご活躍されている人物。
講談社が今秋一押しのSF小説『ハロー・ワールド』(10月16日刊行)のプロモーション企画としてお声かけをいただきました。
『ハロー・ワールド』は、2019年から2020年を舞台とする近未来SF小説。
ビッグデータ、AI、IoT、自動運転、ドローン、ロボット、ブロックチェーン、仮想通貨、コインエコノミーなどがリアルな近未来の世界に登場します。
テクノロジーの進化は我々をどこに連れていくのか?
人と人のつながりはどのようになっていくのか?
国家という枠組みはどのように変化していくのか?
近未来、我々はどのような「自由」や「幸福」を手にしているのか?
編集者から問いかけられたテーマについて語り合いました。
『ハロー・ワールド』のプロモーション企画であるため、企図してSF小説的なトーンや内容にしましたが、現在の米中のテクノロジーの進化を考えると、決してSF小説的なものではないとも思っています。
その一方で、米中ともにリスク要因が顕在化し始めました。
中国では米中貿易戦争のネガティブ要因が顕在化しているほか、C2Cビジネスでは経営破綻が相次ぎ始め、あまりに影響力をもち過ぎたアントには規制がかけられ始めています。
ジャック・マーの来年退任も、政府に近い同人が、退任しておいた方が今後の展開上いい、という判断も大きかったのではないかと分析しています。
その一方で、顔認証のテクノロジーや精度はさらに進化し、中メガテックは、顔認証を次のプラットフォームにできる(スマホがなくても買い物、決済・・・等が貫徹できる)と確信し始めているようにも感じています。
高額決済やB2B、法人間取引のデジタル化を狙って、中の中央銀行から本格的なデジタル通貨がスタートするとも見ています。
このようななかで、SF小説ではありながらも、2020年、2022年という「近未来」を舞台にした『ハロー・ワールド』、ビジネス書としてもお勧めです。早速ポチりました。
本文中にも記載がありましたが
とにかく、やってみること
これは物凄い大事ですよね。
やらないと、わからないこともあるし
失敗してもそれは経験になる。
やった時点で、既に勝ち?みたいなもんですよね。あなたは長生きしたいですか?
との質問だとYesの割合が低くなります。
本来はそのままでもYesの割合が高い方がいいのでしょうが、今は前提条件をつけて、寛容な回答を導き出すのが、全体としては良いと思ってます。
例えば、
自身が感じる健康な肉体を持って長生きしたいですか?
とか。