この連載について
世界のクオリティメディアの記事をNewsPicks編集部が厳選し配信します。
この記事の著者 / 編集者
この記事に関連するユーザー
関連する企業
Meta is the world's largest online social network, with nearly 4 billion family of apps monthly active users.
時価総額
182 兆円
業績
シェア
新規登録またはログインすると
チャートを見ることができます
新規登録する
ログインはこちら
この連載の記事一覧
中国発アプリ、なぜ米若者の心をつかむのか
349Picks
【貿易増】ロシアの人民元依存が止まらない
120Picks
【次世代】ハイリスク・ハイリターン技術を支援する米機関とは
86Picks
裏アカ不要、匿名SNS「ゴースト」が楽しい
357Picks
【驚嘆】「見逃されたがん」を見つけるAIドクターの実力
174Picks
【グーグル】ベールを脱いだAIボット「バード」の実力
486Picks
あなたの脳を会社が追跡するとき
150Picks
【実態】「使えない」デジタル人民元
261Picks
【大変化】ついに建機にまで「EV化の波」がやってきた
258Picks
Amazon販売用の武装ツールが頭角を現し始めた
225Picks
社会インフラの運営者、というのは、つまり国家に似てきます。国家は税や天然資源を財源にして、多くの何の収益性もない事業(教育や軍事を含む)を手がけます。SNSの運営企業も、社会インフラの運営者となれば、収益性がない事業でも手がけざるをえず、別の財源が必要になります。財源はまず広告だったのですが、ミクシィがゲームを手がけてみたり、特典のある有料ユーザー登録をしたり、お見合い・出会い系サービスをやったり、オークションの場を設けて手数料をとったり、とにかく多角的に財源をつくろうとしてきました。社会インフラをもっているのだから、それをどうやって収益にするのか、が課題になります。動画配信サービスや教育事業との提携といったビジネスもあります。Eコマースとの提携、一体化はさらに進むでしょう。
国家が強いのは、社会インフラを財源にしなくても、他にはるかに大きな財源(税や天然資源)をもつ力・正当性があることです。SNSという社会インフラが、技術的に低コストで運営できているうちはいいですが、フェイスブックを筆頭に、SNS運営のコストは増大しているように見えます。新聞・テレビがそうであったように、従来はボロ儲けだったのが、巨大な社会インフラになるほどにコストが増大していき、営利企業でありうるための収益が確保できなくなる、ということがあるようにも思えます。ビッグデータの収集者であり、デジタルマーケティング・広告で大きな役割を果たしてきたフェイスブックは、同時に膨大な社会的責任を問われることになります。今後出てくる規制やリスクに対応するコストもまた膨大でしょう。
まずはメッセンジャーとワッツアップの20億人をどうするか。もっとLINEとwechatから学んだ方がいいと思います。
この逆境をザッカーバーグと仲間たちがどう乗り越えていくのか注目しています。何度も這い上がれる企業は強いです。日本ならソニーやリクルートみたいな。
(私が知らないだけかもしれないが)広告以外のtoBビジネスがあまり見当たらないのは他のGAFA企業との違いなのだろうか。
利用者から税金を取るわけにもいかないし、公共性もある程度高いプラットフォーム(になってしまったもの)をどう社会が扱うべきか、考えてしまいます。
社会インフラとしてどのようにサービスをFacebookのユーザーに提供し続けていくのか。
世の中になかったサービスを生み出した当初はスター起業家として称賛が多く集まったけど、Facebookの多くのサービスが世の中にあって当たり前になった今は批判が多く集まっている。
これが起業家の事業拡大の行く末にはなって欲しくない。
今後インスタの拡張に活路を見出していくだろうけれど、インスタがどんどん劣化していく感じもあり、NEXT INSTAGRAMとなる次の買収先を必死に探しているんじゃないだろうか。