「お祈り室」完備の寮、図書館お泊り企画…進化する大学施設
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注目のコメント
今本当に求められているのは、「ハードへの投資」なのでしょうか?お祈り室も、立派な図書館も、もちろんないよりあった方が良いと思いますし、海外の学生も交えたの質の高いコミュニケーションが学びにつながることも間違いないと思います。
しかし、いま日本の高等教育に求められているのは、少子化の中で国内外から学生を集められるようなアドミッションズ(入試担当)チームの増強、そうした学生の評価に耐え得る世界水準の教授陣の確保、はたまた学び直しの時代に対応したより柔軟なカリキュラム編成、といったソフト面への投資であるように思えてなりません…。
ポジティブなコメントが多い中で、懐疑的なコメントになってしまい申し訳ありません(元来、ポジティブ思考なんですが笑)。
追記:ご参考までに、以下、昨年取材した「キャンパスを持たない大学」の創業者とのインタビュー記事です。今年再訪して寮を見てきましたが、質素なホステルでした↓
世界で最も入りにくい大学、「ミネルヴァ」の3つの秘密
http://forbesjapan.com/articles/detail/17433早稲田のWISHもそうだけれど(国際)寮の「2年限定」はいいことだ。いくらそこがグローバルでいい環境でも、4年間閉じこもっちゃ東京にいる甲斐がない。ただその前に、そもそも関東出身の学生ばかり(8割弱?)だから、この恩恵?を受けられるのはごく一部。そこから変えないと、と思うのであった。
まあ、それはともかくとして、こんなに混成型の国際寮が増えていたとは! もう立命館アジア太平洋大学(APU)の専売じゃないのね。海外からの留学生に対して施設面でも様々な戦略的仕掛けが行われている事例が紹介されています。
留学生の場合、生活環境は大学選びの重要な要素の一つでしょうから、投資対効果もありそうです。
せっかくの良い施設なので、地域の子どもたち、中高生も巻き込むなどして、地域への教育効果なんかも出せると最高ですね。(大学個別のミッションからは外れるかもしれませんが)