誰もが発信できる時代の「クリエイティブ」支援とは?
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本日、J-WAVE「STEP ONE」で、「スマホ時代に少年マンガ誌はどう戦う」という記事を起点に、私が運営しているクラウドファンディングプラットフォーム『MOTION GALLERY』や、だれでも映画館をつくれるプラットフォーム『popcorn』の取り組みについてお話してきました。
やっぱ、ラジオのDJの方のテンポの良さすごい!と番組のDJのサッシャさんと話していて感じました。
私は全然なので10分でちゃんとお伝えできる内容となっていたかは不安でしたが、なぜこの話題が面白いと感じたかがリスナーのみなさまに伝わっていれば嬉しいです。
今回は「起業家が選ぶ、起業家の為の押さえるべきニュース」というテーマだったものの、それとスマホ時代に少年マンガ誌の話は結構飛躍があったかなとは思いますが、今後、テクノロジーが本格的に変えて行く重要な領域である気がして、この話題を選びました。
これまでは、モノ・情報の流通をインターネットが大きく変えて来たと思いますが、今は流通させるモノ・コトをつくるフェーズにもインターネットやAIなどのテクノロジーが多大な影響を与えて来ています。
クリエイティブなモノづくりの過程に仲間となって参加する余白をつくり資金面でサポートする『MOTIONGALLERY』や、映画や演劇の上映会を主催する新しい手段をつくって、新しいエンタメやクリエイティブとの関わり方の余白をつくっている『popcorn』も、テクノロジーで新しい余白をつくり、モノやコトの作り方を変えようとしているので、その流れに居ると考えています。
インターネットによってものづくりに参加しやすい新しい地平は開かれて、これからますますいろいろな進化が始まると思いますが、打席が増えただけでは本当に面白いものがうまれないはず。打率を上げる為のコーチの様な存在が一周回ってまた必要となって来ると思います。
そんな中での、少年ジャンプの取り組み、コーチたる編集者の取り組みは、まさに注目すべき取り組みだと思います。
我々も、ジャンプの取り組みに学びつつ、引き続きクリエイティビティのある人が世に出ていくファーストステップを手助けして行きたいと思います!J-WAVEさんとのコラボラジオ番組「PICK ONE」。今週は「ベンチャー起業家WEEK」として、NewsPicksの記事も書き起こしバージョンでお届けいたします。
今回のゲストは大高健志さん。『カメラを止めるな!』の制作費や上映支援にも活用された、クラウドファンディングプラットフォーム「MOTIONGALLERY」などを運営されています。
https://motion-gallery.net/
そんな大高さんが、少年漫画誌「ジャンプ」の新人育成に関するニュースを「自分ごととして読んだ」とのこと。誰もがSNSやブログなどを通じて作品を発表できる時代に、レガシーのあるメディアやエンタテインメント業界のプロたちはどんな役割を担うことができるか。漫画の世界だけでなく、動画やテキストコンテンツにも通じるお話だと感じました。私もクラウドファンディング受ける側になったり、支払う側になったりしていて思うのは
「結局遠方にリーチした人との関係は一過性に過ぎない。継続的な関係性は物理的な近さと、日常的に接点があるなどの近さがないとほぼ生まれない」
ということです。
映画やアート、ゲーム日用品など体験を繰り返し同質で再生できるものに関してはその点、遠方であっても日常的に接点をもてるから遠方からのクラウドファンディングも取りやすいですが、新しい場づくりや、体験型のプロジェクトなどはそうはいかない。
結局近隣の人たちに直接支援をお願いして回ることが重要な点では選挙によく似ていると思います。
そして何度もそのカードは切れないから、結局数年に1度ぐらいしか支援のお願いはできないでしょう。
そのあたりの課題を踏まえてどうしたら多くの人の気持ちを集めて活動を持続できるのか?いろいろためしていきたいとおもいます。