Amazonが検索データを活用したリターゲティングをテスト中。デュオポリーが崩れる日は来るのか?
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リターゲティング広告においては、商品単位でレコメンデーションするダイナミックリターゲティング広告の雄であるCriteoさんが抜きんでていて先行し、その後GoogleとFacebookが追随してきました。
リターゲティング広告の成果を高めるには、複数のデータと分析がポイントです。
①アイテムデータ(商品、サービス、コンテンツ単位)
②行動データ(閲覧、検索、クリック、カート投入、購入・予約・CV、滞在時間など)
③ユーザーデータ(購入履歴、クリック履歴、閲覧履歴、訪問履歴、総額購入金額、会員属性データ、クレジットカード利用歴など)
①~③が数多く、かつAmazonの会員IDと紐づいている分、Criteo、Google、Facebookよりも正確なダイナミックリターゲティング広告が出来るだけでなく、潜在的に興味関心度の高いブランドや広告も精度が高いパーソナライズされたリターゲティング広告が出来ると思います。
さらに、Web広告上でのパーソナルコンピューターリターゲティングだけでなく、商品を届ける際の箱の中の広告チラシもパーソナライズリターゲティングが出来ると思います。Amazonのリタゲはモチベーションの高さもそうなのですが、Googleと違ってそのモチベーションを達成したイベントを取得できるのが良いですね。既にストーブ買ったユーザーにストーブをリコメンドし続けるみたいな事態を避けられる。
賛否ありますが広告はユーザーにとっても精度高い方がよりノイズ感は薄れると思います。”Amazonの広告ビジネスに対する野望が同社のデータポリシーを変え始めていること”
Googleとfacebookの背中を猛追しています。GとFのどちらが先に崩れるか。