子供服のミキハウス、アジアの富裕層ニーズは70年代から狙っていた
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注目のコメント
「日本では“良いモノを安く”を志向する企業が多い。決してそれを否定はしないが、ミキハウスは“良いモノを高く”でいく。」
まさに先日のWeekly Ochiaiの「資本主義のアップデート」で言われていた話とも合致しそうですね。ブランド力がある企業は、ちゃんとそれに見合う金額を顧客に払ってもらうことで労働環境やR&Dを含めた次の投資ができ、さらなる価値を生み出せるという循環を日本でも作っていくことが重要だと思うので、ミキハウスのこの戦略は共感するところが多々あります。三起商行さんは2006年に東京海上キャピタルが資本参加し、上場を目指したものの難しく、2011年に取引先などが分散して株を保有する体制に変わっています
https://www.mikihouse.co.jp/sp/corporate/news/detail_sp.aspx?news_id=567&news_category=0&news_term=0
海外店舗と、国内店舗のインバウンド向けの内訳はわかりませんが、外国人向けが50%というのは凄い数字。日本人向けは落ちてるような気がしますが、売り上げ的には十分に補える規模感ですね三起商行様とはスマービー時代から大変お世話になっておりますが、そのブレないものづくりに常に感服しています。
百貨店が厳しくなる中でも、あの完成された縫製基準マニュアルをもとに、本当に素晴らしいものづくりをされ、ミキハウスブランド以外にもDouble B, Hot biscuitsといったカジュアルブランドも生み出してこられました。
そうしたブランドの多層性が中国でのECを中心とした躍進を支えており、まさに「ジャパニーズブランドとして世界へ」を体現されている企業様の1つだと思います。