ドコモ、5G通信に1兆円投資へ 5年間で
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単純計算だと2000億円/年(もちろん実態は前半が重ためでしょう)。3Gの時代からするとすごく投資額が減りましたね。
3Gの時代は大型基地局の置局や鉄塔建設なども多く必要な時代でしたが、5Gでは基本的に流用で済むのと、新規に必要な基地局は小型のものばかりでコストがかからないからでしょうね。(数は莫大に増やさないといけないが、1局あたりのコストは非常に安い)
設備自体も20年前と比較するとかなり低廉化しているでしょうし。
20年前は「高額な設備」「国内メーカー優遇」でNECや富士通などの通信設備メーカーはウホウホでしたでしょうが、グローバルメーカーのボリュームメリットによる価格競争や、そもそもの設備投資額の低廉化により彼らは厳しそうな印象です。
3Gの時代から1/3〜半分以下に設備投資は抑えられていると考えてもよいため、財務的には通信事業者は健全な方向に進みそう。政府からの圧力は強まりそうですが笑、もちろんユーザー利用料金の低廉化もですが、ドコモには移動体通信標準規格のオピニオンリーダーとしての地位を堅持するためにも、研究開発は引き続きお願いしたいです。
日本は技術の面では「通信先進国」なので、目先の利益や政治家の人気取りに捉われず、この強みを育てていく環境も考えていってもらいたいですね。基地局の市場規模は5兆円近いと言われる中、新規格に移行することは通信機器メーカーに大きなチャンスがありますね。
基地局シェア上位のエリクソンと富士通が提携し、別でサムスンとNECも提携。5Gへの変革で基地局市場の構図も大きく変わってきそうです。4Gで失われたものを5Gで取り戻せるか、ドコモは大きなチャレンジに直面している。
中国企業とどこまで協力するかもおおきな決断が必要である。
いままではドコモが技術的優位性を持っていた。
5G時代ではかならずしもそうは言えない。
AI、ビッグデータに対する研究開発は、中国も積極的であり、それなりの成果もあげている。
ある程度の中国企業との協力もやるだろうと思われる。