プラごみ削減 外食、プラ製ストロー廃止は大きな流れに、レジ袋有料化には静観
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静観、、、
日本企業は新しい流れに対して、いつも静観するように思います。
そしてどうしようもなくなって、一気に対策に乗り出す。
こうやって、環境対策でも取り残されるのでしょうか。
海外では、社会的課題解決をビジネスに繋げています。
もう、環境問題はCSR対策ではありません。
世界は脱化石燃料社会に大きく舵をきっています。プラごみに関しては、議論が錯綜しがちです。
科学の話っぽいのに、ほとんど価値観の話になっているからだ。とくに、イシューの特定そのものに関する話と、問題解決のアプローチの好き嫌いの話になっている気がする。
インとアウトに分けて考えてみよう。
まず、イン。
今のプラスチック製品のほとんどは、化石燃料から作られている。原料が有限なんだから、湯水のように使うのはいかがなものか、という観点。(この前提には、化石燃料がそもそもどれほど有限やねん、という議論もある)
次にアウト。
使い終わったあと、燃やすとCO2がでる。これが温暖化に寄与してしまうのでは、という観点。(さらにこの下には、そもそもCO2と温暖化の因果関係があるとかないとか、の議論がある)
昨今、燃やされなかったストローが、マイクロプラスチックになって海を漂っている、という観点も話題だ。(そして、ウミガメの鼻に刺さる以外に、マイクロプラスチックが地球の生態系に関してどういう影響を与えるのか、という議論がある。)
インとアウト、それぞれにイシューがありそうなのだけど、現状をイシューだ!と断定するためのファクトの確度からして、いちいち議論の的、という状況。
そして、仮に、例えばストローが海に流れてマイクロプラスチック化することがイシューだとして、「マイクロプラスチック」というイシュー全体でみたときに、どういう問題解決のプロセスを取るのか?という問題もある。
つまり、「一番影響のデカイのはここだから、ここから攻めよう」という人たちと、「できることはコツコツと全部やるべきだよね」という人たちがいる。節電するために、ディズニーランド閉鎖するか、自分の部屋の蛍光灯を半分抜くか、みたいな。どっちも大事。
さらに、アウトの部分では、人が使用してからマイクロプラ化するまでの各フロー(使う、捨てる、集める、燃やす、どこかで燃やせないものがでてきて海に流れる、流れたものがマイクロプラ化する)のどこにでも手が打てそうで、そして各ステップの寄与度も分からなくて、ここでも、どこから手をつけるべきかで議論が白熱する。
だから、ピリカのように、ひたすらファクトを集める活動にはとても意味があって、応援しています。
https://opendata.plastic.research.pirika.org
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