欧州委、イタリア予算案を拒否 3週間以内の再提出求める
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欧州委員会をナメてはいけない。財政規律を重んじる欧州委員会を怒らせると、過剰財政赤字手続きという処分も含め、やがてはユーロ圏に留まれないことすらありうる。
過剰財政赤字手続きについての邦語解説は、下記資料が詳しい。
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia260416/03.pdf本件、「イタリア国民には主権が無くなっている」と言う事実を世論に広く訴えかける目的で提示したのではないかと感じましたが、考えすぎでしょうか。
「イタリアは貧困対策とかやってんじゃねーよ」と言うのがブリュッセルの判断と言う話でしょうから。
イタリアは、移民・難民問題で煮え湯を飲まされ、更に本件で制裁などが検討されれば、EUからの脱退を検討するための下準備としては充分に思えてしまいます。
世界の潮流としては「反グローバリズム」。EUに留まれないと大変な事になる、と言う言葉に説得力が無くなってきていると言う話だと思います。