英ダイソンの電気自動車、シンガポールで製造へ
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注目のコメント
一般にはシンガポールがEV生産に最適地か疑問を呈するのは当然ですが、ダイソン自身にとっては必然性が高いでしょう。もともと第二ヘッドクオーターを構え、モーターはじめ主要部品製造、R&D要因を千人以上抱え、何よりCEO自らシンガポールに永年住んでいます。
最大市場たる中国、インドはじめアジア全土へのアクセスなども勘案し、あり得べしと思います。かなり野心的なスケジュールですね。ダイソンとしては良くないで 気がします。
もともとダイソンに入るつもりでイギリスの工学デザイン学びに行ったんですが、ダイソンの製品開発のプロセスは、生活の問題を解決する製品を徹底的に追求する。それに10年かかろうとお構いなし!っていう、製品の開発サイクルにあまり縛られない形で製品を作ってきました。だからカッコいい笑
ただ、この電気自動車の話は、ゴール有りきのスタートなので、今までのような細部まで追求したカッコいい製品になるかどうかは懐疑的です。
個人的には、むちゃくちゃ応援してますが。部品であるモーターの生産と、部品を組み合わせる完成車では、工程における人の役割も違うし、求められるサプライチェーンの厚みも違う。
直感的には、シンガポールでやるのは厳しくないかと感じるのだが…
分野は違うが、完成物の組み立てという点では、シンガポールで造船業は一定大きかったはず。ただ、日本で船のバリューチェーンが他の完成品にうまく繋がっていった記憶はない(場所的には広島くらい?)。