【インアゴーラ翁】いま中国では「リアル店舗」が熱い
NewsPicks編集部
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購買力をつけている中国人が求めているのは、新しいライフスタイル。そのための越境ECのサービスが、オンラインだけの集客にとどまらず、リアル店舗をつくって、その世界観を広げようとしているというお話です。
記事内にもありますが、オンラインの集客コストが高くなってきたので、むしろリアル店舗を絡めてユーザーを集めたほうが、むしろビジネス的には得をするという說明が面白いですね。ただしこれは、決済や物流など、オンラインとオフラインを融合させられるインフラがあることが前提でしょう。
爆買いの「次」に起きているショッピングの変化について、ぜひご一読ください。中国大都市のホワイトカラーにとって、越境ECは日常的な買い物手段、というのには驚きました。
そんな中国人のために、海外製品を身近なものにしたい、というのが翁さんのビジョンです。そのためにリアル店舗を開設。商品を編集(コーディネート)し、ライフスタイル提案をしながら販売しています。
その手法がおもしろい。単に海外製品だけでなく、中国の新しいデザイナーズブランドと組み合わせている。その方がライフスタイル提案しやすい。
中国消費とそれに対応する新たな販売手法の熱量を感じる記事でした。集客コストがリアル→オンライン→リアルと戻ってきているのが面白いですね。とはいえ収益構造自体は以前とは変わってくるので、リアルの小売らしさという点で、よりユニークな業態が増えていきそうです。