【堀江×村木】「ボンクラな独裁者」が日本の組織を変える
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霞ヶ関には、大きく分けて国会ラインと財務省ラインがあります。この2つのライン、特に国会ラインでは一応首相をトップにタイトなスケジュールが組まれているので、国会ラインに入ったスタッフは、場合によっては単なるスタッフでも決めないといけないことがあります。→他に人がたまたまいない時
国会ラインに入ったスタッフに求められるのはきちんとした報告でした。村木さんも、国会ラインにいらっしゃいましたが、下のスタッフがやってしまったことは、自分がやったこととして責任を取っていらっしゃいました。
法案を提出している時の提出部署課長と国会担当の課長、官房長は、そうやってきたのを見てきました。
だから、村木さんが仰っている
>自由にやらせてくれて、間違ったときは責任取ってくれる。<
はご自身のことです。
間違えて後から取り返しがつかなくなることは、そうは多くないです、きちんと報告さえしていれば。
その意味で、決められないことは非常に困ります。
だから、堀江さんが言う、ボンクラ独裁者は、人徳があれば上手くいくかもしれません。人徳があれば良い人が周りに集まりますから。
うーむ、これトランプ大統領の正反対のような気がしました。
村木さんは、昔から変わらず変わらず人の話を聞くのが上手です。これも良いトップの条件かと思います。村木さんの以下の指摘が流石、本当に正鵠を射ている。今次、外国人受け入れの核心は正にここで、端的に言えば「不況の時こそ試される制度」という認識が必要です。今は飲食・宿泊の働き手(の増分)が圧倒的に外国人に傾斜していますが、失業率が上昇する局面ではそうはいかないでしょう。
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(労働力は)足りなくなってきましたよね。ここが難しくて、余るときもあって、そうなると追い返すわけです。それを見ているとなかなかつらい。
どこの国もそうですが、都合のいいときは入れるけど、都合が悪くなると「おまえら、俺たちの仕事を奪うから帰れ」ってやるじゃないですか。
そういう人はジプシーみたいになって、どこにも居場所がなくなるみたいなことが起こってしまうわけですよね。
そのコントロールができるかという問題がずっとあって。政策担当者としたら、そこがすごくつらい。