2019年のIT支出、クラウドとエンタープライズソフトウェアを中心に増加--ガートナー
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記事にあるように今後サービス化はさらに進んで行くと思いますが、
裏側でコストをコントロールする仕組みを作っていないとコストに振り回される事態になってしまいます。
サービス化を進める上で重要なのは従量制モデルの課金に対応出来る企業に合ったコストマネジメント方法の確立です。
従来の年額いくらの考え方では従量制モデルのサービスを導入した時に予算がコントロールできず、四苦八苦します。
これまでは各サービス毎に年初に立てた予算内であれば、期中は特に考える必要はありませんでしたが、
今後はリアルタイムにサービス毎のコストを捉えて、サービス全体でのコストコントロールが求められます。
大企業になるほど扱うコストが大きくなり、難易度が高くなっていきます。
前者のコストの考え方をしている予算が足りなくなったり、オーバーするという事態になります。
まだまだこの辺りの整備が遅れている企業も多いため、コントロールする仕組み作りがサービス化を進める肝になっていくと感じます。・サーバ市場は今後5年間、毎年1~3%縮小する。
・企業が支出の最適化を指向していることから、ITサービスに対する支出が増加する。
・2019年のPC、タブレット、携帯電話に対する支出は2.4%増加する。エンタープライズ市場におけるPCの需要は、Windows 10の更新サイクルの影響を受けて、2020年までは好調が続く。ただし、PC市場はIntel製CPUの供給不足が原因で成長が減速する可能性がある。日本の場合はローカルベンダー文化が根強く、エンタープライズソフトウェアの支出増加の流れが顕著に見られるのはここから遅行してざっくり2、3年後だろう。SIerが担いで売って実装することになる。その間にSIerは技術のキャッチアップの遅れから自分たちを再定義しなければならない状況になってくる。Startup系のWebサービス拡充とフリーランスの枠組みが整備されてく中での価格競争も起こる。ERP全盛の時代なら投資の額に比例してそこそこのものが得られたが、今や企業は上手なIT投資ができるだけの目利き力や従量制の最適化ができるだけの経験がないとその利便性を享受できなくなるどころか逆に遅れをとる時代。