「新しい現実」を見よ|ネスレ高岡浩三
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注目のコメント
日本型雇用(新卒採用や終身雇用を含む)・日本型資本主義・日本のイノベーションを述べるなら、客観的に評価された著書(例えばロナウド・ドーア氏の著書)を読んでみてからにして欲しいものだと感じます。
どうも思い込みが先行し過ぎではないでしょうか。
日本にもリノベーションではないイノベーションは多々ありました。TPSやウォークマン、ゲームウオッチ等は代表的でしょう。
しかしながら世界的な産業構造を変化させるような大きなイノベーション(例えば蒸気機関、自動車、インターネット)は、主に軍事技術開発の予算規模により決まります。
ネスレの事業も確かにイノベーションですが、その意味では社会構造を変化させるような規模ではありません。小さなイノベーションならば、例えばLINE、「俺の」、豊島区役所建設など、数は減ってはいても依然と様々あると思いますね。
そもそもイノベーションをが生じるには、企業が失敗を恐れずチャレンジする必要があります。
バブルが崩壊したのに、チャレンジ投資ばかりを繰り返す企業の経営者は失格となり株主から退場させられると思います。そのためデフレ期にはイノベーションは減ります。
インフレ期はむしろチャレンジ投資を積極的に実施しないと他社に勝てません。
従って、単純に「デフレ期には企業のイノベーションは生じづらく、一方で軍事技術投資が大規模にできない制約のある日本では大きなイノベーションが生じづらい」と言う話ではないでしょうか。
記事ではバブル崩壊後に日本でイノベーションが生じなくなったのを日本の全体的な気質として一蹴していますが、明らかな誤りだと思います。
正しくは「デフレ期にイノベーションが生じなくなるのは日本固有の問題ではない。デフレを20年以上放置したのは政府による失政。デフレでは企業は投資しないので、政府が積極的に投資してデフレから脱却しなければならない。」では。
※ちなみにコトラー氏の「資本主義に希望はある」についてやや近視眼的だと感じました。要すれば「人間を見ていない」。ウェルネスアンバサダー
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日本の失われた20年とは
日本は元々イノベーション不得意。安い人件費でのリノベーションで高度経済成長した。人件費が高くなり終了。