「食料買えない」3割経験=中学生いる低所得世帯、希望学歴に親子差-NPO調査
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低所得世帯、といっても、親が無料学習会に子どもを行かせようとしている世帯ですから、まだ親が教育に関心がある世帯といえます。
相関関係としては、どうしても犯罪者には貧困層が多いです。その場合、貧困という事実だけでなく、いかんせん、親の教育に対する意識が低いということもあります。
高学歴なら犯罪者にならない、ということでは決してなく、低学歴だとどうしても悪い輩に接する機会が多くなってしまうのです。
英語やらプログラミングやら、教育の上層の充実も大事かもしれません。ただ、日本の教育は、他国に比べて、下位層の学力、通学率が高い、要するに突き抜けてできる層がいる、というより、全体のレベルが高いことに評価がありました。
そんなこと言ってたら世界においていかれる、という意見もあるかと思いますが、私は、この、「全体のレベルが高い」というのは、治安にも労働力の確保にもつながり、メリットもあると思っています。少なくない家庭が、どんな犠牲を支払っても有名大を卒業させる、という目標に邁進している中、
>希望する最終学歴については、保護者の最多が「高校まで」(38.8%)
という事実の重さを感じました。
アンケートにはありませんが、もし「経済的な状況を考えなくて良いなら」、とあれば多くの親が大卒を希望したのではないでしょうか。
受験勉強はトレーニングですから、コストをかけられたものが勝ちます。
どんなに頑張っても、よりコストをかける人がいれば負けてしまうのですから、これは本当に残酷です…。
食料にも困るなら、無料学習会を子ども食堂などと結びつけても良さそうですよね。
正直、無料学習会に子を行かせられる親自体、まだ精神的に余裕のある家庭だと思うので、食事もあることで、子供の勉強にまで関心を向けられない家庭へも情報が行き渡るかもしれません。