「ローソン銀行」17年遅れの参入、セブン銀は新型ATMで突き放す
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仮にATMのみの一本足打法であっても、銀行免許の有無で収益性が雲泥の差になります。なので、17年遅れだろうが銀行進出は合理的判断です。
第一に、ローソン店舗の売上金を一般銀行のナイトデポ(夜間金庫)に委ねることなくATM入金する「売上金回収サービス」。これにより廉価な手数料で資金の安全性確保できるユーザーメリットと、潤沢なキャッシュが確保できる銀行側メリット。
第二に、一般顧客の預金と上記回収サービスで得た流動性資金は、ATM格納現金として効率的に活用できます。一般的にATM1台につき平均2千万円程度が格納されており、これを維持する資金調達コストと手間が省けます。現金をつかわないでほとんどスマホかデバイスで完結するでしょ、という考えの私ですが、いまだに現金しか使えないお店もあるとき、CAFISを使わない提携先を増やしている作戦のセブン銀行ATMは頼りになる存在です。対してLAWSONは、先週行われたCEATECでも、多言語の操作へ対応したPOSや地域密着の戦略、将来的に人口密集度の低い地域での遠隔医療サービスの提供など独自の未来型コンビニを目指す様々な取組が発表されブースも賑わっていました。その中での決済の出入口として、ローソン銀行設立も意味を持ってくるのは明白。