SI等を手掛けるパブリック事業、ハードウェア・ソフトウェアを手掛けるシステムプラットフォーム事業、ネットワークインフラ等を手掛けるテレコムキャリア事業が主力。ネットワーク技術とコンピューティング技術をあわせ持つ。インフラシステム・サービスを高度化する社会ソリューション事業のグローバル化を推進。
時価総額
3.01 兆円
業績
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ビジネスケースである。
ノキアとエリクソンが入っているのを
気がついた人がいるかもしれない。
彼らは一時、携帯端末で一世を風靡
したが、そのあまりのボラタリティに
振り回され、標準化を推進して、
そのノウハウから、超安定の基地局
ビジネスを成功させた。
さて、標準化の裏の問題は、
マネし易くなる点であり、ファウェイ
市場ポジションを利用して、劇的に
伸びてきており、その勢いは驚く
限りである。
サムスンが、端末ビジネスに不安を
感じるのは良く分かる。
サムスンは、日本に入りたくてNEC
と言う流れでは無いか。。
しかしこれは、何か先行的な標準等の
ネタを持たないと困難では無いか?
何か成算があるのかもしれないが、
にわかには、バラ色には見えない。
キャリアとしては、様々な基地局提供者がいるほうが、コンペにしやすい。そのなかで、3割近いシェアのHuaweiと1割強のZTE、合計約4割について安保上の懸念を米国中心に表明している中で、それを取れるか。EricssonやNokiaとは違う戦い方をしなければ意味がないと思う。
なお、NECは電電ファミリーで、昔から日本の通信技術を担っている。日本市場への食い込みもあるだろうが、技術面でもSamsungがあえて組む理由はあると思う。AppleもiPhoneとのバーターでNTTの研究成果の利用を求めて断られたという話(噂)も過去あったし、基盤領域の研究・知見の積み重ねは重要。その武器を持っている中で、どうやって活用していくかがNECにとっては重要(特に半導体や液晶の技術提供の歴史を考えると…)。
パートナーとして組むのはスムーズな動きだろう
ただ基地局ビジネスとしては他に強い専門ベンダーがゴロゴロいすきで、ライバルは中国だけでなく、米国勢もかなり強力だし商用展開も素早い
それらへの対抗として力を合わせなければそもそも勝負ができないのではないだろうか
サムスン、NECのそれぞれの強みを活かしていく戦略のようです。