米中双方と海上合同演習へ=ASEAN国防相会議
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中国は、2005年頃には、すでに、東南アジア諸国に対して海上合同演習を持ち掛けています。当時、東南アジア諸国の駐中国国防武官たちは、中国が非常に強く合同演習の実施を持ち掛けてくることに頭を悩ませていました。
それからも中国は、同様の提案を東南アジア諸国に投げ続けてきました。しかし、ほとんどの国は、中国に明確な回答をしないことで、問題が先鋭化するのを避けてきたのです。
ここにきて、東南アジア諸国が中国との合同演習に応じることにしたのは、中国の影響力を無視できなくなってきたからでしょう。それでも、中国と一方的に演習を行うのではなく、米国とも行うというのhが東南アジアのバランス感覚です。
米中対立のイメージを緩和するのは、経済的に統合された東南アジア諸国であるかもしれません。