FPGAでディープラーニングを実現するソフトスタックがオープンソース化
マイナビニュース
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LeapMindのコア技術をオープンソース化することを発表しました。全部無料で使えるようにしたということです。
想いとしては、「技術を社会全体で発展させていき市場の発展に貢献したい」というところにあります。
個人的な問題意識としては、日本のガラパゴス化です。"世の中のスタンダードを作る"と標榜する会社の多くは、独自技術をサービス化する傾向にあるかと思います。
一方、GAFA(Google, Amazon, Facebook, Apple)などをはじめとした海外の企業はオープンソース活動を繰り広げています。
そんな中、大きなリスクが伴いますが、「良い技術こそ社会で発展させていきたい」という想いからこの発表に繋がりました。
どんな中身なのかを簡単に。
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画像解析などで飛躍的な結果を残したdeep learningですが、現状は推論の計算をGPUやクラウドなどの計算リソースに頼っている状況です。
その中GPUの電力や価格、クラウドのインターネット必須の壁に阻まれて、導入が進まなかった領域があります。
そこに風穴をあけるべく、
-ソフトウェアにおけるNNモデル圧縮
-モデルを高速で計算するハードウェア回路設計
の研究開発を行なってきました。
通常、32bit/16bit精度の浮動小数点で表現される値を1bitで表現するような量子化の技術やそのモデルを高速処理するFPGA上での回路設計を行っています。
それにより、低消費電力/低価格のデバイスの上でdeep learningが駆動します。
是非皆さん使ってみてください。