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それこそ本の世界を生きるような、読み終わった後もその世界がずっと心の底に残っている経験をしたような本といえば…「宮本武蔵」とか「西行花伝」「嵐が丘」、それに小川未明やカポーティの作品など。うーん、深い深い本の世界を堪能するのに、まずはウサギの穴に落ちるか、マドレーヌを紅茶に浸していただいてみましょうかね。
本を読めといわれると難しいビジネス書を読むのがよいと思っていたのだけど、同じ本を読むという言葉でも、ビジネス書を読むということと、小説を読むということは、全く別の体験だなぁと思います。同じ言葉ではくくれない気がする。
上記のようなことが fuctional MRI(fMRI)で確認されたというのが以下の記事になります(英語)。
https://news.stanford.edu/news/2012/september/austen-reading-fmri-090712.html
(追記)
映画でアンナ・カレーニナが線路に身を投げる場面を見ても、読んでいるときと比べれば、運動制御をつかさどる脳の部位の血流の増加は見られないのではないでしょうか。誰か実験してくれないかなあと。
誰かの視点になるというよりは、単に科学の視点で世界を見渡しています。
読書にせよなんにせよ、真剣に取り組むことはいいことですね。人生もね。
映画でも同じような効果があるんでしょうかね?