伊予算案、かつてのギリシャのような脅威にならず＝欧州委副委員長

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注目のコメント

• 井上 哲也

  野村総合研究所 金融デジタルビジネスリサーチ部　シニア研究員

  ・2018年10月19日

  ドンブロスキス氏が強調するように、確かに現在は危機ではありませんが、だからこそイタリア政権もこうしたチャレンジを行う訳であり、だからこそ、EU側は今のうちに財政健全化を進めるべきと主張する訳です。
  
  イタリア政府が過去数年に行ってきた財政面での努力と成果を考えると、EU側としても、ある程度の柔軟な姿勢を示しても良いように思える面もあります。
  
  しかし、域内の他国に対するディシプリンへの悪影響だけでなく、来年初夏の欧州議会選挙へのインパクト－ポピュリストの主張を結果的にendorseすることになる－も考えると、簡単には譲れない面が残ります。