危機対応融資を大幅減額=地方42店舗では個人業務縮小-商工中金
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「経営計画では民業圧迫の批判を背景に、金利のみでの競争は行わないと明記」・・・というか民間金融機関が与信可能な先に政府系が競争をしかけること自体がおかしいでしょう。
貸せないような借り手に、(社会政策的視点から)リスクを負担するところにしか存在意義はないはず。民間が貸せないような小さい先(スタートアップというよりか起業しましたというような先)に貸せていたという側面もあるかと思いますので、このような業務は続けることの方が望ましいと思います。業務圧縮で結局民間も貸せないような先ばかりをリストラするのであれば、存在意義に疑問が生じます。
写真はやや悪意を感じる絵ですね・・・。「完全民営化を視野」と「民間金融機関との競合が少ない分野の拡大」は、一企業として戦略的に矛盾します。結局、両睨みで中途半端な改革に終わるのではないかと懸念されます。まずは本来の役割に立ち返るべきであり、完全民営化が必要か否かはそれをしても存続の必要なしと社会が認識した段階で舵を切るべき話でしょう。今の段階では、「民業の保管に徹する」という政府系金融機関の原点回帰の一言が欲しかったです。