80年前の「自動運転構想」結実へ…GMバーラ女史が描く青写真は 鍵握る"2兆円"子会社…トヨタ自動車打倒し"世界一"返り咲きなるか
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GMの自動運転開発の系譜には歴史があります。1939年にニューヨークで開かれた世界博覧会で自動運転構想を披露し、その後、無線通信での速度とハンドルの制御、磁石を使った誘導ケーブル式と色々と試しています。そしてついに2000年代になって見えてきた自動運転の実現。実現期に社長の座についたメアリー・バーラ女史の役割は重大です。
メアリー・バーラ女史はGM大学(ゼネラルモーターズ・インスティテュート)を卒業(先行は電気工学)し、スタンフォード大でMBA取得。デトロイトの組み立て工場で工場長を務めた経験もある、純然たるGM生え抜きの社長です。1961年生まれの56歳。2児の母でもあります。