• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

【倒産ルポ】小さなキッズ服企業がはまった「買収」の罠

NewsPicks編集部
152
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • 農業生産法人GRA 代表取締役CEO

    ブーフーウーを買収することで垂直統合による何らかの構造的優位性を作りたかったのだろうか。おそらく川下(リテール小売)が調子良かったから、それをさらに支えるために川上(製造)も欲しくなったけど、逆にお荷物になってしまったということであればよくある話。農業界でいうと、ぶどう作ってる農家が今までワインを製造委託していたけど、自社工場欲しくなって小さいワイナリーを買ったり、自分で建てたりして失敗するパターン。例えばワイナリーなどは、超絶厳しい世界で、収穫シーズンにしか稼働しないから年間稼働率十数パーセントだったりする。それを持った時点で負け戦確定みたいな。アパレルの製造も自社工場もった時点で負け戦。垂直統合で優位性を作るというのはいずれにしても至難の技。


  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    ブーフーウーの3億円の債務が経営を圧迫したことは事実でしょうが、AKIRAの破綻の原因はどうもそこだけでない気がしますね。

    AKIRAの5億6500万円の売上で負債額は13億円以上です。
    大きな設備投資を必要としないビジネスにも関わらず、この大きすぎる負債の原因は、中古商品の買取りを本部が一括して行い、販売をFCに依頼するというモデルにあったと考えられます。

    つまりFCにとってみれば、在庫負担が一切発生しないのが大きなメリットとなるため、FC店舗が急増し、その結果AKIRAの売上は急増する要因だったわけですが、逆に言えば、商品が売れなければ、仕入代金が丸々本部負担になってしまう危険なモデルでもあったわけです。

    そして実際中古品が売れなくなった。
    その理由は、間違いなくメルカリやネットオークションの普及でしょう。
    つまり、ブーフーウーを買収しなくても、遅かれ早かれ破綻するモデルだったと考えられます。

    そもそも売上が拡大しているにも関わらず、保証協会が通さなかったのは、そうした背景があったと考えるのが自然です。
    その証拠に、民事再生ではなく破産になったのは、すでにビジネスモデル自体が成り立たないため清算価値を下回る配当しか出ないことが明らかだったからだと思われます。

    服のリサイクル店が、高額なブランドだったブーフーウーを買収した時点で、そもそもビジネス的に成り立っていないということも言えなくもありませんが、このケースでは買収はビジネスモデルの綻びを早めただけだったのかもしれません。


  • NewsPicks 編集委員

    企業が買収をすると、比較的、好意的なニュースとして取り上げらます。

    しかし、本当の成否を決めるのは、それからの統合あってのもの。5年、10年といったスパンで利益を生まなければ、その買収は「成功」とは呼べません。

    帝国データバンクの記者が執筆した今回倒産ルポは、そうした買収の怖さを如実に表しています。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか