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WSJはじめ各メディアが一斉に同様の報道しています。
ポイントはサウジ王家の直接の責任を否定すること。
昨夜のトランプ大統領とサルマン国王との電話会談を受けて、急速に収束を図る動きが見られます。
トルコとサウジが領事館の捜査で合意し、捜査官らが昨夜領事館内に入ったとの報道もあります。
サウジへの制裁をもちらつかせていたトランプ米大統領ですが、一方で同国への武器売却は予定通り進めたい意向を示していました。
サウジアラビアによる発表とそれに対する米国の対応が注目です。

WSJの記事:
https://jp.wsj.com/articles/SB10783290072097123634504584534350953641072
カショギ記者のスマートウォッチが拷問される様子をリアルタイムでパートナーの女性のスマートフォンに送信していたというのは事実なのでしょうか。CNNはその情報を伝えながらも真偽は確認できないと慎重でした。死亡を認める報告書は、そのCNNのスクープのようです。いずれにせよ記者殺害の動かぬ証拠があるのは間違いないでのしょう。そうでないとそもそも他国の外交施設を捜索するという判断は出て来ません。SNSに投稿されたらすべて明らかになることも各国の判断に影響を与えているように思います。
親族を含めた政敵を激しく弾圧し、専横の限りをみせていたサウジの皇太子ですが、その権力に大きな影響を与えるのは間違いないでしょう。サウジが不安定化するとー。あまり考えたくはありません。
イスラームの国の一方の盟主であるという事情があるとはいえ、サウジの人権状況は何十年も止まったままだ。この国に滞在していたときの言い知れぬ寂寥感とある意味での恐怖感、そして物事の進み方の遅さを改めて思い出す。そしてまた、人権が尊重されない国において言論の自由などないということも。
衝撃的ニュース。
サウジやトルコの事情に詳しくない一般人には映画やドラマのように感じる。

日本でも、政治的な理由が噂される不審死や冤罪は多い。
『あまりにも多くの人が死に過ぎた(磯尚義)(クオリティ埼玉)-小泉内閣成立以降なにが起きたかのまとめ』によれば、

不審死とされる事件。
長谷川浩 2001.10.15(NHK解説主幹)。転落死?
石井紘基 2002.10.25(衆議院議員)。自殺説?
平田聡 2003.4.24(公認会計士)転落死・自殺?
野口英昭 2006.1.18(エイチ・エス証券副社長。ライブドアファイナンス元専務、安倍晋三官房長官の私的後援会組織「安晋会」の理事)、自殺?
鈴木啓一 2006.12.17(朝日新聞論説委員)。(東京湾に浮かんでいた)転落死?自殺?
石井誠 2007.4.25(読売新聞政治部記者)。(後ろ手にした両手に手錠をかけ、 口の中に靴下が詰まった状態で死んでいた)事故死?
松岡利勝 2007.5.28(衆議院議員、当時農水相)。自殺?
山口剛彦・吉原健二夫人 2008.11.18(元厚生労働省事務次官及び夫人)。殺害?

冤罪の疑いがある事件
植草一秀(経済学者、元早稲田大学教授)。痴漢?
太田光紀(国税調査官)。痴漢?
報道通りであれば、サウジ国王と皇太子の権威に傷はつかず、米国がふりあげかけた拳もおさめどころがあり、ビジネスも守られる。

…トランプ大統領とサルマン国王が15日の電話会談で何を話し合ったのが気になります。

一人のジャーナリストの命が失われ、そして何事もなかったかのように政治や外交が進んでいくことに、やりきれない思いがします。

(追記)
サウジの人権状況については、GLOBE+で9月に次の記事を配信しています。
運転解禁の陰で活動家の一斉逮捕 女性の解放、国とのせめぎ合い
https://globe.asahi.com/article/11782463
これほど西側世界と付き合っているのに、このような事件を起こし、サウジはやはり前近代的な国であり、理解しにくいと思われる。
予想通り「オレは連れて来いといっただけ」「あいつらが勝手にやった」と逃げるつもりですね。
責任を全て実行グループになすりつけ、総領事をスケープゴートにするのでしょう。

恐らく米国などは本国から指令があった決定的証拠を握っているはずですが、それをちらつかせることで皇太子の最近の暴走を控えさせる狙いがあるのかもしれません。地域の安定化にとっては皇太子が表舞台から消えてくれるのが最も効果的ですが、長期的に見た時に皇太子に取って替わる人物が見当たらないことと、国王の高齢を考えると、国家の崩壊や内戦勃発からシリア化という悪夢は避けたいのが周辺諸国の本音。
『同氏に取り調べを行ったところ誤って死亡させた』って、どんな取り調べかよ、と。
もし報告書が出てくれば、その真偽についても報道もされるだろうし、メディア以外も様々な意図・利害関係をもって調査を進めていくだろう。それは誰が指示をしたか、そしてそれをどこまで追求していき、体制にどういう影響がでるかという点に行き着く。

つまりはグローバルなリスク要因。
【国際】何だか既視感があるなと思ったら、このやり方は北朝鮮が日本人の拉致を認めた時の手法に似ているからか。実際にはハイレベルの人物が関与しながら、「英雄主義、冒険主義に走った現場が勝手にやったこと」として着陸させるということなのだろう。トルコがこれに渋々納得して幕引きになりそう。
所詮、金があれば許されるということなのでしょうか。非常に残念だし、世界を暗くするニュースです。