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先般、初めて全社が開示した投資信託の「成績表」の結果は実に衝撃的でした。見事に上から独立系、証券系、そして銀行系という順位に。

かつて10年ほど前に「投資信託の罠」という書籍がベストセラーになり、すっかりこの業界も改革が進んだかと思いきや、どうやら銀行が今、かつての証券の轍を踏んでいるようです。

資産形成のためには投信ですが、しかし「1.0」時代のものではなく、これから始まる「2.0」時代に台頭するものを選んで買うべき、と言えます。明日の後編では、成績トップとなったコモンズ投信トップインタビューもお届けする予定です。
ボクも銀行で投信を買ったけれど、手数料の高さには驚きました。パフォーマンスも悪いので、泣きっ面にハチです。元金融庁長官はその手数料が問題だと指摘していました。

この記事の成績表はとてもわかりやすい。損切りして乗り換えようと思うほど説得力があります。上位3社の投信について一般の人たちの認知度は低い。アクセス方法も知らない人が多いのはないでしょうか。

年間1万円の利息をもらうために必要な預金は12億円。この現実を叩きつけられた時、投信で実績の高い会社に頼ってみたいと思う人は多いはずです。
”メガバンクの顧客については実に46%が損”、驚きの数値です。

個人の預金がみえる銀行員の方が証券会社の販売代理店として、手数料が高い投資信託の勧誘を行っていることに対して、恐ろしさとともに、それが許容されていることに関して違和感を感じています。

メガバンクの行員に自分も購入している投資信託です、と言われると、なんだか安心して購入してしまいます。
しかし、実際は手数料が高くて評判が悪い商品が少なくない。。。

>下位の4社は、そろいもそろってメガバンク(三菱UFJ銀行・三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三井住友銀行、みずほ銀行)

銀行員の方で勤め先のお墨付きの元で15年間投資信託を行い、1600万円の損失となっている方もいらっしゃるようです。
http://fukumizon79.com/ehime
20年くらい前に米系大手ヘッジファンドに勤めていた私は、まったく投資信託に興味なかったです。特に日本では大手金融機関が「売れるファンド」を供給する下請けみたいなイメージでした。そこに、資産運用のこだわりを感じることがなかった。

私の衝撃は、その数年後、投資信託でも運用哲学を貫くことができるという気づきでした。澤上篤人さんとの出会いでした。独立系投信の父です。長期投資、ノーロード(販売手数料ゼロ)、そして、直販で、思いきり自分の想いを訴える。

投資信託でも「大型百貨店」になる必要なく、(ヘッジファンドのように)自分たちのこだわりをとことんと追及する「ブティック店」になれるという金融業界の2.0化という時代の潮流が見えてきました。

それから、更に数年後、リーマンショックの真っ最中。伊井と一緒にコモンズ投信を設立しました。色々とあった10年ですが、設立時のファンド設計のこだわりは貫いたと自負しています。そして、そのこだわりに共感し、コモンズにつみたて投資を長期的に託してくださった方々の存在こそが、今回のランキングにつながったと確信しています。
マクロとミクロ、両方の話があると思う。

マクロの話では、既に公開されていたデータで、投信業界が顧客メリットに適っているかという疑問提起として良いと思っている。
投信は、購入時手数料という売買に伴うフローの収入と、信託報酬という保有・運用に伴うストックの収入がある。特にフローの収入は売ることができれば入ってくるし、営業目標にもしやすい。そして、運用会社としては売れないことには始まらず、顧客アクセスを持っている銀行・証券会社が売れる商品を作るという構造は否めない。
そのなかで、系列の運用会社は、売れる商品を色々作っていって経営をできるのも一面の真実。逆に独立系で商品を絞っていれば、長期的にはファンドのリターンやコミュニケーションで顧客信頼を獲得・維持し続けなければ未来がない。そこは商品の企画にかけるのか、運用にかけるのか、経営での比率が変わってくると思う。

ミクロの話では、そうはいっても色々なファンドがある。系列でもフィーが安いファンドや、長期でパフォーマンスが出ているファンドもある。
個人的に何人かの運用者の知り合いもいるが、真摯に現在の業界構造の問題も知っているし、そのなかでも哲学を持ってパフォーマンスを出して、社内外に発信もされている。チャネルをもっているところでいいファンドがあるというのは、うまく回れば良い資源配分にマクロ的にもなるわけで。
個人としてミクロでやるべきことは、例えばモーニングスターのデータとかをみながら、しっかり選別をしていくことだと思っている。
http://www.morningstar.co.jp/FundData/DetailSearch.do
預金より投資信託で資産を増やすことが重要との記事。大切なのは、その受け皿にメガバンクの運用実績が伴っていないことですね。。
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逆に下位の4社は、そろいもそろってメガバンク(三菱UFJ銀行・三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三井住友銀行、みずほ銀行)という結果になったのだ。
今回、取材いただきありがとうございました。
この度の共通KPIは、大まかな実態を共通の基準で示しています。各社の比較に加え、行政の見える化という観点からも意義のある取り組みだと思います。先般、投資信託協会で講演された遠藤長官は「これは一つのスナップショット、今後の変化が大切だ」と述べておられました。
当社の結果は、積み立て投資をされているお客さま比率が約8割となっていることからも分かりますように、お客さまのこうした投資姿勢に支えられています。もちろん、私たちも長期的な安定運用に取り組んでいますが、お客さまとの二人三脚での結果だと考えています。
先進国の中で個人金融資産における現預金比率が異常に高い日本において、石油などの資源も少なく人口も減少するなかで、この個人金融資産の1800兆円は本当に大切な資産。その資産を中長期で増やしていくことに、少しでも貢献していきたいと考えています。
証券会社の営業マンと楽しそうに話している高齢者を見ると、コミュニケーションにお金を払ってるんだなぁと思います。ホストに貢ぐ人達とそんなに変わらないのかも。
資産運用ビジネスの潜在可能性はまだまだあると思われるものの、残念ながらそこで伝統的資産運用会社が提供できる付加価値はどんどんコモディティ化してしまっている。

(参考) 「資産運用会社ビジネスの今後の展望」
https://www.linkedin.com/feed/update/urn:li:activity:6452446852980801536
https://twitter.com/kohara1979/status/1046691024020561921
しつこいようですが素人は黙ってインデックス。
うまく利益確定で売るのはプロのやること。
この連載について
今、知りたい注目のニュースの真相から全体像まで、やさしく徹底解説。プロピッカーや有識者による対談、オピニオン寄稿、直撃インタビューなどでお届けする、NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。