トヨタ、ソフトバンクとの提携はグループ企業への「ショック療法」だ
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「投資先にはいつも孫社長がいる」を表すこととして3ページ目の各社の出資の構造が分かりやすい。米国でUberと競合しているLyftを除くと、ソフトバンクは全社に出資している状況(そしてLyftの大株主がGM・Google・楽天、ただDidi・Tencent・Alibabaも出資)。
いすゞは、10年ほど動いていなかった案件だったので、それと本件をもって、トヨタが出資している各社が一気に厳しくなるというわけではないと思う。特にトヨタが協業を強化したのは、既に連結子会社化している会社以外では、スバルは米国で結果が出ているし、スズキ・マツダは時間軸的にこれからの話だと思うので、すぐにどうこうという感じとは思っていない。
https://newspicks.com/news/3227238この記事を読むと、豊田社長が記者会見で放ったあのセリフも、刹那的な思いつきではなく、トヨタが社運をかけて入念に仕込んだストーリーの象徴として放ったコピーだったのかもと思わせられますね。少なくとも今後歴史に残る名ゼリフとなること間違いなし笑。
豊田社長:「ドアを開けると必ず孫さんがいた」良記事。
AI事業での提携だけでなく、トヨタの強みである政治力を生かして、ソフトバンクが15~20%保有するuberのライドシェア事業を普及させようとしていることを示唆している。
タクシー車両の9割がトヨタだと言われているが、そのトヨタが本気で、ライドシェア事業に反対するタクシー業界の既得権益にメスを入れようとしているのだとしたら、大変な英断だ。
イノベーションのジレンマにより、既存市場から離れられない経営者が多い中、こうした決断ができる経営者はほとんどいない。