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やはりできましたか、オス同士からの子。

先日、京都大学からの報告で、幹細胞から卵子が作成できることは人間でも証明されました。
https://mainichi.jp/articles/20180921/k00/00m/040/179000c

ルールのない国が技術を独占していくという構図は、もはや現実のものとなっています。

日本もルール無用で技術を進めていくのか、それともガイドラインの設定を待ってその範囲内で研究を行っていくのか、今後の大きな課題だと思います。


なお、倫理的な議論を巻き起こしたニュースと言えば体細胞クローンを用いた羊のドリーを思い出しますが、中国では規制の少なさを良いことに霊長類のクローンも作成しています。
(羊のドリーから21年、ついに霊長類のクローン誕生。いまのところ成功率は127分の2です:https://www.gizmodo.jp/2018/01/chinese-scientists-have-successfully-cloned-monkeys.html
哺乳類でも雄同士から子ができたとのことで基礎研究としては凄いのですが、有性生殖とは何かという問いに向き合わないと危ういと思います。元々は生物に性別はなかったところから性別ができて有性生殖のシステムが生まれたのは、その方が多様な子孫を残せるため外界の変化に適応するうえでは有利だったという説も考えられています。
論文はこちら。
https://www.cell.com/cell-stem-cell/fulltext/S1934-5909(18)30441-7

記事にあるのは、オスの精子から幹細胞をつくり、7つの遺伝子の機能を変えてから別のオスの精子を受精(という言葉でいいのか?)させると子どもができた、というもの。似たような方法でメス同士の子どももできたとのこと。

有性生殖とは何か、という基礎的な疑問からは興味深い報告ですが、ヒトへの応用は現実的ではないですね。
中国は倫理的な制限がなく、どんどんこの分野での研究を進めていくだろう。
もう遅れていいと研究者は思わない。
悲しい。
映画の設定になりそう。

「実験で大量発生した同性から生まれた個体。はじめはすぐに死んだが、実験を繰り返すうちに寿命が伸びていった。研究チームは歓喜したが、10才を越え始めたころかは異変が見られ、(中略)ついに世界は・・・」
倫理観について言及したくなるのも仕方ないと思います。好奇心だけでは済まされない領域まできているのでは?
こういうのをアクセプトしてしまうんですよね、ビッグジャーナルは。