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【米中貿易戦争】中国は「禁断の一手」に踏み切るか

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    かつて毛沢東は「全面核戦争をやって世界の総人口が半分になっても、中国にはまだ3億人残るから我々の勝ちだ」とソ連での会議で主張し、フルシチョフらをドン引きさせました。もっとも、結果的に中国は1発の核も打たなかったのですから、毛沢東は壮大なブラフを対外的なカードにした、ともいえます。
     これからの米国と中国の対決は明らかに次代の覇権を争うもので、途中経過での損失は度外視したものとなります。英国の植民地帝国建設や二度の世界大戦、冷戦もそうでしたが、覇権争いはwinner-take-allであるため、途中でどれだけ損失が出ても最終的に勝てばいい、という勘定方法になります。その過程で、周辺国がとんでもない被害を被るというのも、過去の覇権争いと同様でしょう。
     10月4日のペンス副大統領の演説は、米国が中国との包括的な覇権争いに入ろうとしていることを示しました。中国側は、まだまだ備えができていなかったように見えます。米国は常に戦略的に先制攻撃の手をとろうとすることを伝統としています。中国にとって、米国債の投げ売り的な売却は有効な一手かもしれませんが、現状では中国にとっても破滅的なことになります。米国市場への輸出ができなくなった場合、中国の取りうる手は、一帯一路の広大な地域にサプライチェーンを構築して市場を育成しておくことですが、これもまだ全然初期段階にあります。現時点で米国側が次々に先制的に手を打ってくれば、中国側には為すすべがないと思われます。


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    日本総合研究所 理事

    米国が中国に仕掛ける貿易戦争の本質が覇権争いだとしたら、急速に力をつける中国が守り手、相対的な地位低下を心配する米国が攻め手という構図になります。中国は、そこまで積極的に米国を攻めなくても、守り切ることさえできれば、覇権争いに勝つことができると思います。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    中国が持つ1兆ドルの米国債は、20兆ドル規模の米国GDPの5%かそこらです。米国の経常収支が黒字で国民に節約の意思があれば、日銀がGDPの100%に相当する資産を持つに至っても我が国の金利が低く抑え込まれている如く、FRBが「中国が売却するよりも多くを購入」して防戦することはできそうな・・・ FRBの資産規模はGDPの20%かそこらで、既に持っている2兆5億ドル程の米国債を、1兆ドル( GDP比5%相当)増やすに過ぎません。日銀なんて、異次元緩和がはじまる直前に98兆円だった長期国債を、僅か5~6年で450兆円まで買い上げて涼しい顔をしています。買い増した国債は、GDP比で実に55%です。FRBの自己勘定での1兆ドルの購入なんて、物の数ではありません (^^)
    でも、米国は経常収支が赤字で、外国から借金をし続けなければいけないところが我が国と根本的に異なります。しかもトランプ大統領は、減税やインフラ投資で、米国民を節約とは反対の方に導いていますから「最終兵器」が威力を増して行く。経常収支の赤字・黒字に大きな意味はないという説もあるけれど、こうなってくると、トランプ大統領じゃないけれど、財政も経常収支も、黒字を保つことが国の強さの要素かも。
    双子の赤字を抱える米国を過去の破綻国と異ならしめているのは、諸外国が米国債を外貨準備として持ってくれる基軸通貨国としての地位。その土台を揺さぶる「究極の兵器」は使って欲しくないけれど、あわよくば将来、米国に代わって基軸通貨国になりたいであろう中国が、どのように動くかは分からない。怖い話ではありますね (・。・;ウーン


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