ダウ平均株価 800ドル以上値下がり ことし3番目の下落幅
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投資家というより投資もしていない人やメディアが急落した時ほど騒ぎ立てる傾向があります。数日前にNYが史上最高値をつけた時はあまり注目記事は出ていない気がする。メディアは1週間前の強気から数日で弱気基調に潮目が変わっている。滑稽です。昨日、都内でベトナム投資コンフェレンスがJETROとMPI主催で開催されました。会場は満席の熱気に包まれていました。フック首相がスピーチされ東南アジア地域包括的経済連携(RCEP)の年内妥結の可能性に言及されました。16ヶ国で世界人口50%、世界GDP30%の巨大経済連携の誕生です。ベトナムの1人当たりGDPは$2500ドルに過ぎません。経済は眠りません。発展を続けます。短期の相場は人間心理の織り成す技に過ぎません。
注目のコメント
はっきりとしたきっかけはありませんでしたが、①FRBの利上げ、②米中貿易摩擦が、株価にとってリスク要因として意識されているもとで、悪いニュースも続き、株価は下落しました。2月に4.6%、4.2%と下落したのに次いで今年3番目の下落率となりました。とはいえ、株価の水準をみると、8月末頃の水準ということで、引き続き高いところにいます。3Q決算がどうなるか(貿易摩擦の影響がみられるか)、Fedの利上げは株価下落にどのように反応するか、というのが今後気になります。
直接的な原因は「よくわからない」です。ただ、この1か月でにわかにFRBの「中立金利超え」がメインシナリオにすり替わりつつあり、だからこそ10年金利も急騰してきました。ベーシスの上昇は別の理由だと思われますが、FRBのBS縮小が一役買っているのは間違いないでしょう。金利上昇は株価のバリュエーション上ネガティブである、という至極当たり前の理屈がこれから意識されてくるのだとすると怖い話です。もっともFRBはそれでもかまわない、と思っている節があるのが怖い所ですが。
株式市場は、米金利上昇や貿易摩擦以外にも、来月米中間選挙がありますし、日本では年内に消費税率引き上げの決断がありそうですから、年末にかけて色々と障害が多そうです。