ファミマ、ユニー全株をドンキに売却検討 コンビニに経営資源集中
日経ビジネスオンライン
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ファミマはユニーを手放すことで、コンビニ事業に集中する。サークルKサンクスの店舗をファミマに切り替える作業を今秋完了することで、店舗数も一位のセブンに見劣りしない。ここからは、中身の勝負になってきます。最近のファミマはセブンの物真似をやめて面白くなってきているが、質という意味では商品開発、店舗オペレーションとも差があることは事実です。しかし、昨今のコンビニ業界全体の停滞感から考えると、決して埋まらない溝では無いと思います。経営がいかに独自に「質」にこだわっていけるかだと思います。
それ以上に注目は、ドンキがユニーをどのように扱っていくかが興味深いです。流通業界の数少ないイノベーターであるドンキがどう舵取りをしていくのかに、目が離せません。驚いたのは「ユニーの売却後はファミマがドンキに20%出資することを検討」というくだり。ファミマの株主(伊藤忠含む)から見ると、間接保有しているユニー株ががドンキ株に変わる(株数は減るけど)わけですから、万々歳ではないでしょうか。
伊藤忠はこのシナリオを想定していたのでしょうが、ユニーの創業家等ユニー関係者にとっても理解されていたシナリオなのが気になるところです。伊藤忠はMAが上手だそうで、ダイヤモンドオンラインでも記事になっています。丸ごと買って、必要のない事業はカーブアウトする、正にファンド的手法ですね。
「伊藤忠、業界2位躍進の秘密はハゲタカさながらのM&A手法だった」2018.9.27
https://diamond.jp/articles/-/180642
(ハゲタカ、は煽りタイトルだと思いますが(笑))