東大発の無線通信技術で“IoTの足かせ”なくすーーソナスが3.5億円を調達
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注目のコメント
大原壮太郎氏はご自身のプロフィールを拝見すると東大・電気電子・森川研究室のご出身とのこと。
森川研究室といえば多くの優秀な人材を輩出しているし、NPでもよく取り上げられる川原先生の出身研究室でもあります。無線通信をゴリゴリやってるスタートアップは国内だと結構珍しいような。東大で省電力無線技術を研究されていたメンバー中心で創業したスタートアップとのこと。誰でも本格IoTというコピーがいいですね。
個人的にはIoTというとアプリケーション側の方ばかり注目してしまいますが、こういうスタートアップや技術も興味深い!IoT関連のスタートアップが資金調達していくのは喜ばしいことですが、少なくとも製造業における「設備の予知保全」については、大激戦の状況で、「導入実績」か「導入しやすさ」のどちらかの軸で選定される段階に来ています。また、キーエンス等の大手メーカーの勢いも凄まじく、なかなかスタートアップが戦うのはしんどい領域だなと感じております。
その点を踏まえると、こちらのデバイスがどの程度戦えるのかは未知数ですが、
・土木/建設領域に着目している点
・電源に着目している点
で着眼点の新しさや市場のフロンティア度合いは可能性あるかと思いますので、その点で広がっていくのかが注目です。