毎日新聞世論調査:安倍改造内閣に「期待上昇」8%
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毎日新聞の定例世論調査。内閣改造直後の内閣支持率は「ご祝儀相場」で少しは上向くとしたものですが、今回は横ばい。緊急世論調査を行った他社も横ばいか微減の傾向で一致していますので、内閣改造による浮揚効果はなかったと断じて差し支えないでしょう。
世論調査は、質問の仕方や運用ルールによって数字の相場が異なります。例えば、読売新聞や日経新聞は、重ね聞きをしているので支持率が高めに出ます。毎日新聞は「関心がない」という独自の選択肢があり、低めに出ます。このため、別の社の調査と直接比較するのは無意味(適正に処理されたアグリゲーションは別)で、それぞれの調査の中でトレンドを見ることが重要です。
そこで、今回の毎日新聞の記事につけられている内閣支持率の長期トレンドに注目しましょう。この傾向は各社同じです。
第2次安倍政権で支持率が不支持率を下回ったのは、2015年の安保法制論議のとき、2017年の森友・加計問題発覚時、2018年の森友問題をめぐる財務省の公文書改竄発覚以降の3回あります。
それぞれの難局を切り抜けた後の復調幅が、しだいに鈍っていることがわかります。長期政権の蓄積疲労で、スタミナが切れてきているように見えます。
この先には、来年の統一地方選、参院選があります。政権のスタミナは回復するのかどうか。そこがポイントです。この記事のタイトルだけ見たら、安倍改造内閣への期待が高まって支持が8%上がった風に錯覚してしまった。
中身をよく読んだら、内閣改造で安倍内閣に対する期待が高まったか尋ねたところ、「期待できない」が37%で、「期待が高まった」の8%を大きく上回ったという内容だったので、世間の雰囲気で感じている体感値通りだなっと思いました。小渕総理は冷めたピザと言われて全く国際社会からも評価されなかった。
総理経験者の宮沢元総理を大蔵大臣に起用するなど今是清(総理経験者から蔵相ななった高橋是清)と呼ばれ財政再建に尽力された。
金融国会では野党案をそのまま丸呑みし、真空内閣とも評された。
1万3000円台だった当時の株価も野菜のカブをもって株上がれーとオヤジギャグをかまし、多分滑ったと思うが、その思い通り株価は上昇した。
ブッチホン(小渕総理からの電話)で外交交渉にも尽力した。
その結果、ビートたけしさんから海の家の牛丼(食べてみたら意外とうまい)と当時言われた。
国民の期待が低いとある意味期待出来る。