米失業率48年ぶり低水準 3.7%、雇用13.4万人増
コメント
注目のコメント
英語の別記事をさっき読んでいましたが、確かに景気がよいのは間違いないのですが、失業率計算の母数となる「労働者全体」の数について、「労働参加率が低くなっている」、つまり「そもそも仕事を探してもいない(あきらめている)ので、失業に数えられない人が増えている」というファクターもあるそうです。
ちなみに、このアメリカの「労働参加率」は曲者で、例えば「女性の労働参加率」は、日本よりもアメリカのほうが低いのです。一般向けにはこういう報道になるのでしょう。
ただ、今の市場が雇用統計で最も注目しているのは、雇用者数でも失業率でもなく、平均時給です。
これが上ぶれたら金利急騰の警戒がされてましたが、結果はコンセンサス通りの前年比2.8%でしたので、市場も比較的落ち着いた反応でしたね。永濱さんがコメントされているように、注目は平均時給。
①・②などでコメントしたが、CPIやエネルギー抜きのコアPCEとの差が縮まってきている。
今回含めて、雇用統計については③のMarketWatchの図表が過去推移も出ていて分かりやすい。時給はほぼ横ばい圏の2.8%。
先日Amazonの時給引き上げ報道があった(④)。今後も引き続き時給推移に注目。
①https://newspicks.com/news/3140828
②https://newspicks.com/news/3342520
③https://on.mktw.net/2NqKTMB
④https://newspicks.com/news/3356445