三越伊勢丹、3店閉鎖決定で囁かれる「次の閉鎖店候補」
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どこの小売業にも『過去の延長線上には未来は無い」ということでしょう。 正に経営者としての経営力が問われています。 大企業でも中小企業でも。
どんどん街も開発され、周辺域に住んでる人たちのデモグラも変わり、超大きな箱は人口ボーナス期は良いがこれから人口減の日本では駅近ではなく駅と引っ付いていない限り難しくなって行くだろうし、今後もっと淘汰が始まります。
三越伊勢丹の中期経営計画を見ると、戦略の柱は「収益体質の強化(リフォーメーション)」と「事業構造の転換(トランスフォーメーション)」の2つ。前者では第一項に「1. 不採算事業の改革」が掲げられており、当面はこの文脈での施策は優先的に進められるのだろう。その観点では、不採算店舗の閉鎖が3店で完了する蓋然性は低い。
(参考)三越伊勢丹グループ3ヶ年計画(2018~2020年度)
https://www.imhds.co.jp/ir/special01_sp.html
なお公式サイト内でリリースされているステークホルダー(特に社員を強く意識か)向け資料を読むと、そもそも採算把握の段階で管理会計が甘かったようにも見える。(旧伊勢丹はデータマネジメントの先進企業だったため、個人的には意外だった、、)
(レポートより抜粋)
"社長就任時、「利益の見える化」をすることが重要な課題でした。例えば、ある店舗が赤字なのか、黒字なのかはわかっていても、「なぜ赤字なのか」というところがしっかりとは検証できていませんでした。そこで、昨年度から、まずはフロア別、売場別、さらに催事別に細分化し、利益を検証することを始めました。その結果、各担当者が創意工夫をするようになり、黒字化が進むなど、効果が出始めました。"
(参考)三越伊勢丹ホールディングス『統合レポートデータ編』
http://pdf.irpocket.com/C3099/lZkL/U74s/kzFq.pdf
大西前社長の交代劇から1年半。新社長がどのように舵取りをしていくのか、注目したい。
(参考)三越伊勢丹HD、大西社長が辞任へ 多角化の成果出ず(2017年03月06日)
https://newspicks.com/news/2104027