中国公安当局が採用するAI「Face++」の実力は?画像認識の精度を検証する
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中国における顔認証技術の応用はスマートシティにおける公安当局や小売での顔認証決済およびマーケティング、銀行でのスマートATM、オフィスでのセキュリティなど、色んな分野で実際に利用されはじめています。
中国はAIの投資額の大きさや人材の厚さ、またその豊富なビッグデータからAI技術では今後も世界をリードしていくと思うので、日本もそういった中国の技術はどんどん積極的に取り入れて行くのがいいのではと思います。
注目のコメント
つい先日Megviiを訪問しました。
北京の本社ロビーにAIカメラが設置されており、いろいろお試しできるのですが、その精度の高さに驚かされました。
もともと顔認証からスタートした会社ですが、体全体の動きをとらえる行動認識や、物体(例えば走っている車の種類や人間の衣服)を理解する物体認識でも大きな成果を挙げているとのこと。実際に警察にも導入されており、これまでに4000人程度の逮捕につながったとのこと。
今年海外事業部を立ち上げ、日本への進出も摸索しているとのことで、近い将来我々もMegiiのFace++のお世話になるかもしれませんね。面白い!Ledge.aiさすが。
中国だと、Megviiのface++は顔認証に強い印象で、顔認証での支払いとして既にアリペイに使われており、商業化段階にある。
対抗馬的に挙げられるSenseTimeは画像認証に強い触れ込みで、自動運転などで特に使われる。
今回の記事でface++の「人の動きを読み取る精度」もある程度見えたので、当然犯罪抑止や購買行動把握という意味で、動きを個人IDに紐づけるにあたっては利用価値が高くなりそう。とはいえ、アリババは両方に投資しているが…
この辺りの中国テックの全体感を掴みたい方は以下をどうぞ
http://www.fujitsu.com/jp/group/fri/report/newsletter/2018/no18-008.html