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今週は、Fed高官による発言が続いてますが、これまで中立的と考えられていた総裁からも、逆イールドを懸念して利上げのペースについて、もう少しゆっくりにすべきとの見解を示す人も出てきています。とはいえ、コアメンバーは引き続き年内さらに1回、来年も複数回というのを見据えているようで、市場の見通しは変化なさそうです。
さらに、今日のように、イールドカーブの長いところもしっかり上昇してくれば、Fedにとって利上げの障害が小さくなります。
一度動き出したものが続くか。年始には超長期の金利下落トレンドが変わってきた可能性(下記)も意識されたが、そこ含めて見ていきたい。
https://newspicks.com/news/2805094/
直接のきっかけは雇用と非製造業の景況感に関する経済統計のの強さです。またアマゾンの賃上げが賃金上昇トレンドのシンボルと映ったのかもしれません。
昨日のパウエルFRB議長の講演を見ると、失業率とインフレの関係はかなり薄まっていることを再確認させられましたが、そうは言ってもトランプ政権の経済政策の予見性の難しさを考えると、長期金利にプレミアムが復活しても不思議はないと思います。
長期債利回りの水準切り上げは、指摘してきたとおりですが、鍵は、インフレ率が落ち着いたままでいてくれるのかどうか。
一方で、日本は、まだまだ低金利から脱することができません…