株価が暴落するメカニズムを理解した上で投資しよう
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株価が暴落するメカニズムは多様です。
「上がりすぎたから暴落した」という事もありますが、「金融危機で貸し渋りが生じて、借金して株を買っていた人が投げ売りを強いられた」という場合もあります。
より一般的には、値下がりが売り注文を増やすメカニズムに要注意です。「損切りの売り」「借金で株を購入している人への返済要請」「売りたくない売りが出て来ることを見越した投機の売り」などで、暴落が止まらなくなるわけです。
くわしくは拙稿をご笑覧いただければ幸いです。暴落が起こるメカニズムをわかりやすく説明した記事でおススメです。
この記事に書かれている「株価が暴落するメカニズム」を理解できたして、それをどのように資産運用に生かしたらよいかというと、そこには正解があるわけではありません。
もちろん、「暴落が起きたタイミングで底値で買う」ということができれば、それに越したことはありません。しかし、
(1)暴落の最中には「もっと下がるのではないか」という恐怖に支配され、頭で「投資するべき」とわかっていても、行動に移すことは難しい。
(2)勇気を出して投資するにしても、投資するタイミングが底値かどうかは、後にならないとわからない。たとえば、リーマンブラザーズが破綻して混乱がピークに達していた2008年9月に「今が底値だ」と思って投資したとしても、S&P 500はそこからさらに3割下落しており、むしろ損を抱えることになった可能性が高い。
というハードルがあります。
「数年に1度の暴落はこれまでもあったし、今後も起こりうる」という認識を持った上で、タイミングを見計らうのではなく、長期的な分散投資をしていくことが大切だと思います。株価は美人投票とよく言われますので、
短期的には本質を突いて考えても周囲の世論が決めてるケースも多いが、長期的には、ビジネスモデルやファンダメンタルなどが要因となる事もありますかね。
営業がプッシュしてきて、違うなと思ったやつには乗らないのが精神的にも正解かなと思います