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ファクト&ロジックだけではイノベーションは生まれないわけで、コンサルタントはここが弱くなりがちだと思います。でもこれからはイノベーションを担っていかなければいけないというのは正にその通りだと思います。
一方で、この数年の業界全体の超積極採用を見ていると、イノベーションというよりもオペレーションを担う人も大量に採用しているという認識です。
つまりコンサル業界・会社に属している人の中にも、コンサルタント3.0の人と、その人が作った仕事を回す人がいるというのがたぶん実態で、全部一緒くたに把握しようとすると勘違いが起きそうです。これは特に業界に入る側も気をつけた方がいいと思います。
ところが、最近、そこにも変化の兆しが。競合もコンサル会社だけではなく、広告会社やはたまたアメリカで辞めたコンサルのクラウドソーシングなど多様なプレーヤーになりつつあります。
今日から一週間、活況でありながらも、変革を模索する、コンサルティング業界の今と、それに対応する人材の条件について、あるいはキャリア戦略について、特集してゆきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
前に業界を解説しました。
https://newspicks.com/news/1393179/
だから、必ずしもイノベーション屋ではない。リストラやシステムなど自社リソースで決断し難い案件を手掛け、文句を引き受ける代わりに高い報酬をもらっている。(だからコンサルは嫌われるが、それはいい仕事をした証拠)
イノベーションとは、不確実性に挑戦したまたまうまく行くことで、ファクトやエビデンス、フレームワークの外にある事だからこそ価値があるので、余程の実績と権限を持ったマネージャーか、個人であっても、経営者ではなくコンサルとしてリスクを負うのはビジネスとして難しいだろう。
コンサルに出来ることは、イノベーションの萌芽を育て、ビジネスに繋げること(インキュベーション)。受精と出産は基本的に母体(起業家や経営者)の仕事(ファーティライゼーション)かなと。
抽象的なこと(事情をよくわかっていない老人方には立派に聴こえてしまうようでタチが悪い)を言って煙に巻いたり、大したことをしていないのに高額の報酬を請求してくるコンサルがいる一方、まさに「プロ」の仕事をしてくるコンサルもいます。
良きパートナーとしてのコンサルに出会うため、コンサル側の事情を知っておくのは有益ですね!
楽しく拝見します!
ああ、そこを利益相反と言ってしまいますか。確かにそうなんですが、そうするとコンサルのマーケティング参入が成り立たない可能性ありますよね。元々コンサルのマーケティング参入はバイイングのマージンを取る事ではなかったと思うのですが、やはりマージン商売は魅力的だったって事でしょうか。
タイムチャージで商売していた人が、メディアマージンを見るとヨダレが出そうになると思います。
コンサルティングという手法にコミットしているのではなく、BtoBにおいてはモチベーションカンパニー(社員のエンゲージメントを成長エンジンとする企業)をつくるという目的にコミットしています。
創業事業は、組織診断から組織戦略、理念浸透、人事制度、人材育成、人材採用などの策定・設計の「いわゆる」コンサルティング事業でした。
そのようなコンサルティング事業も引き続き誇りを持って取り組んで取り組んでいきますが、モチベーションカンパニーの実現に向け、多様なアプローチをしていきます。
本特集で私も取材頂き、Vorkers との連携を中心にそのあたりをお話しております!10/6に記事にして頂けるようです!
そもそも、コンサル業界は外部から「やたらとガヤ」を言われる業界ですが、その理由は「移民だから」と僕は思います。ヘッジファンドや、コンサルティングファームにせよ、こういう「海外から日本に輸入された産業」はどうしても、反発を生まれがち。日本の傾向ですね。
でも「移民」はその国に新しい風や価値観をもたらしてくれる起爆剤にもなりえる。では、いったい外資系のコンサルティングファームは日本になにをもたらしたのか? それは「サイエンス」だったと思います。これがコンサル1.0。
やがて、時は経ち、「サイエンス」は浸透し、今、コンサルティングファームは「移民」という強みだけでは通用しなくなった。そこで「新しい風」を模索しながら、そのエッセンスをこの国にもたらそうとしている……。
……と、こんな話を、取材ではお答えしましたー!
この特集の最後「7」に登場します!
一方でイノベーションはというと、計画的に起こすことが非常に難しい。アイディアやプロダクトが良いだけでは立ち上がらない。特に事業立ち上げまでに必要な(特に経営層の意思決定・投資判断)部分をリードしていくのはチャラチャラ系なんちゃってコンサルには難しいでしょう。
かといって、今のスタートアップの感覚になじみのない大企業特化型コンサルだと、世の中のスピード感について来れない可能性が高いので、クリエイティブに近いコンサルの方があっているかもしれない
いずれにしても、フィー体系がどうなっているか(クライアント対コンサル、コンサルファーム内でのコンサルタントの報酬)によって、どんな人材をどれだけコミットさせられるかが変わってくるので、そこ次第な気がします。
要は、金を稼げる一流コンサルタントを、成功の保証がない成果報酬事業モデルにずっと貼り付けておくということはなかなか現実的に難しいわけで、リスクを共にする場合、それ相応の人しかJVに入ってこない、というようなこともあり得ます
コンサル3.0と名付けるのはいいですが、この「3.0」の部分だけでイノベーションが起こせるかと言ったら、私は無理だと思います。1.0、2.0、3.0、全部必要です。あとは必要なイノベーションに応じた配合と化学反応をちゃんと起こすことです
ここを透明化することはそろそろ必要なんではと思う。
クライアントの意識も変わらないとこういうことは出来ないけど、特に失敗プロジェクトの事例は大量に転がってるはず。
会社によって得意不得意はあるだろうし、個別コンサルタントのスキルによっても、全く成果の違うことになってるはず。
誰かこれやらないかなぁ?
守秘義務で難しいのは百も承知ですが…