パナソニック副社長:テスラ用電池生産目標前倒し-生産地獄抜け
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元々Teslaは昨年12月末に5000台/週、2018年中には1万台/週という生産計画だった(①)。それが、遅れに遅れていたのがこれまで。4-6月期の決算発表の際には7-9月期は6000台/週、その後1万台/週が目標という言及(②)。
そういう意味では、多分パナ自体は5000台/週のキャパは昨年時点であったのではないかと思う。初期のライン数がどれだけかは分からないが『ネバダ州の電池工場で今後3ラインを新設し、年末までに13ライン体制を整備するとしていた従来計画については「前倒しをしていっている」と述べた』という言及や現在の生産計画から考えると、ざっくり6ラインで5000台/週(もし昨年末時点で10ラインあれば、これまでは稼働率は平均で3-4割くらいでは)、12ラインで1万台/週、そこにちょっと冗長性をつけてという感じかもしれない。
Teslaとしてはボトルネックが解消して生産ペースが上がっていると思われる。ただ、コストについては生産ペースが安定して、各種バリューチェーンの稼働率が高位安定することが効く。今まで稼働率が低くて、作っても在庫になるのが、作れるようになったからさっさとキャパ増しろというのはなんだかなぁと思うが、一方でそういう強さがあるから今まで成長してきたのも一面の真実。
①https://newspicks.com/news/2728910
②https://newspicks.com/news/3216262明らかにしたのは世界中のメディアの中でNewsPicksだけなので、ぜひ出所は明記してほしいですね。
とはいえ追っかけ記事は光栄です。
いかにしてテスラがスピーディにギガファブを立ち上げ、パナソニックがボトルネックと化したのか。我々しか掴んでいない工場内の独占写真も含め、先日の特集記事をぜひご覧ください。
【独占スクープ】テスラ、ギガ工場「量産地獄」の全真相
https://newspicks.com/news/3318440/先日、NewsPicksが報じたように、(https://newspicks.com/news/3318440/)ギガファクトリーにおけるパナソニックとテスラの関係は逆転しています。
この報道を受けてのブルームバーグのインタビュー。パナソニックが必死のキャッチアップを求められていることがわかります。